〜 3月2日の花 ネモフィラ(瑠璃唐草) 〜
花言葉 |
どこでも成功・可憐・私はあなたを許す・愛国心・すがすがしい心・荘厳・初恋 |
別名 |
ルリカラクサ・ブルーアイズ・ファイブスポット |
科・属名 |
ハゼリソウ(ムラサキ)科・ネモフィラ(ルリカラクサ)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ネモフィラは北アメリカ原産の耐寒性の一年草です。春、繊細な茎の先に丸い形の愛らしい小花を咲かせます。多肉質の茎は羽毛があり、葉はタマゴ形や楕円形の羽状複葉で切りこみが入るのもあります。よく分枝して地面を這うように茂り、群植すると小花が咲き溢れて見ごたえ充分です。
ネモフィラの栽培種の一つ、「ファイブ・スポット(ネモフィラ マクラタ)(写真右上と上段中央)」は5つの白い花びらの先に絵の具で描いたような濃紺の斑点(スポット)があり、「ネモフィラ・メンジーシー(インシグニス)(写真左)」は、目の覚めるような空色で、花の中心は白く株いっぱいに花を咲かせます。他に紫や白花もあります。
最近では花弁が黒紫色で白の縁取りが入る「ネモフィラ・ペニーブラック(写真右中央)」、白に斑点のある「ネモフィラ・スノーストーム(写真右下)」も人気があります。鉢や吊り鉢、プランターに利用されます。草丈は15〜30cm。開花期は3〜5月で鉢の市販期は3月、苗は10〜翌3月頃です。
属名の「ネモフィラ(Nemophila)」は、ギリシャ語の『nemos「ネモス」(小さな森)』と、『フィロ「phileo」(愛する)』という意味で、この花が森の周りに生えていたことにちなむとされます。和名は葉の形が唐草模様に似るため「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」です。
英名は『five spot「ファイブ スポット」(ネモフィラ・マクラタ)』。またこの澄んだ青い花のネモフィラ・メンジーシーは、『Baby blue eyes「ベイビー・ブルーアイズ」(赤ちゃんの青い目)』という可愛らしい英名を持ちます。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけがよく、腐植質に富んだ土壌に、秋に直まきします。発芽後10〜15p間隔で間引き、耐寒性はありますが強い霜がおりそうな夜には霜よけをします。生育適温は10〜20℃で、20℃以上の日が続くと水だけで茎を旺盛に伸ばしてきます。
肥料は少なめにし、乾かし気味に管理します。鉢植えの場合は、腐葉土を3、川砂1の混合土で4〜5号鉢に植えます。 |
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