〜 3月4日の花 ペラルゴニウム(夏咲き天竺葵) 〜
花言葉 |
君ありて幸福・決心・篤い信仰・尊敬・切ない望み・あでやかな装い・真実の愛 |
別名 |
ファンシーゼラニウム・ナツザキテンジクアオイ |
科・属名 |
フウロソウ科・ペラルゴニウム属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ペラルゴニウムは南アフリカ原産の多年草です。ペラルゴニウムはゼラニウムの仲間で、園芸品種は数えられないほど多くあり、その中から品種改良されたものがペラルゴニウムとして出回っています。
一般に一季咲きのもの「グランディフロルム・ハイブリット系」をペラルゴニウム、四季咲きのもの「ゾナーレ・ハイブリット系」の仲間をゼラニウムと呼んでいます。
フウロソウやベコニアも園芸上ではゼラニウムの仲間ですが、ゼラニウムは1年中花が咲き、ペラルゴニウムは春〜初夏にだけ開花し、葉形・花形ともに大きいのが特徴で、一度に咲くので周りが明るくなりとても豪華です。5枚の花びらのうち上2枚に濃い色の斑点模様や線がが入るものが多く、花色も多彩で、赤・赤紫・ピンク・白のほか、斑入りや覆輪などがあります。一つ一つの花は可憐ながら群咲く様子に圧倒的です。
またゼラニウムの葉はくせのある臭いがありますが、ペラルゴニウムにはほとんど無く、多くの葉はするどいギザギザの切れ込みや、葉全体が波うっているのが特徴です。主に鉢やプランターに利用されています。草丈は20〜60cm。開花期は3〜6月で鉢の市販期は2〜6月頃です。画像は「ペラルゴニウム・ランディ(写真上段左)」、「ペラルゴニウム・リガリア(写真左)」「ペラルゴニウム・ピンクカプリコーン(写真右上)」です。
属名の「Pelargonium(ペラルゴニウム)は、ギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」という意で、果実がくちばしのように尖がっているところからとされます。和名は「ナツザキテンジクアオイ(夏咲き天竺葵)」。英名は「fancy geranium(ファンシーゼラニウム)」です。 |
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...........花の栽培.........
開花鉢で、花色や咲き方などを確認しながら求めます。高温多湿を嫌うので、風通しのよい日当たりで育てます。4〜6月、9〜10月は生育が旺盛なので、肥料は月に1回水やりをかねて液肥を施しますが、雨や水やりの水がかかると花が長持ちしませんので注意します。
ひとおとり花が終わったら、茎を半分くらいに切り戻し、涼しい場所で管理します。花がらや傷んだ葉はこまめに取り除き、カビがつくボトリチス病が発生したらベンレート水和剤を散布します。 |
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