〜 3月5日の花 リナリア(姫金魚草) 〜
花言葉 |
この恋に気づいて・乱れる乙女心 |
別名 |
ヒメキンギョソウ・ヤナギウンラン・ムラサキウンラン |
科・属名 |
ゴマノハグサ科・リナリア(ウンラン)属 |
原産地 |
北アフリカ、ヨーロッパ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
リナリアは北アフリカ、ヨーロッパ原産の一年草・多年草で、北半球に100種以上分布しています。リナリアはキンギョソウに似た小さな花で、10〜30pほどの長さに穂のように付けます。葉は披針形で単葉、葉柄はなく、花色はピンクや濃ピンク・橙・黄・紫・白など変化が多く、矮性種やほふくする種類などがあります。
カラフルで華やかな花色をもつ「リナリア マロッカナ(姫金魚草)」の一年草タイプがよく利用されていますが、多年草には夏〜秋に紫色の花を咲かせる「リナリア プルプレア」や、淡黄色の「ホソバウンラン」などがあります。共に形や大きさも違う2枚の花びらが特徴です。単色だけでもきれいですが、花壇にいろいろな色をとりまぜて咲かせると華やかでとりわけきれいです。
高性種はボーダー花壇に、矮性種はロックガーデンや鉢植えなどが合い、花壇用だけでなく切り花としても流通し、ミニアレンジやミニブーケに利用されています。マロッカナの草丈は20〜45p、プルプレアは75〜90cm。開花期は3〜6月と9〜10月で鉢の市販期は3〜4月頃です。画像は「ホワイト ウィズ イエロー アイ グッピー(写真右上)」です。
属名の「リナリア(Linalia)」は、リナリアの葉がアマ属でラテン語の『linum「リナム(亜麻)」』の葉に似ていることにちなんでいます。和名は花の形状が小さく、キンギョソウに似ているため『ヒメキンギョソウ「姫金魚草(マロッカナの園芸品種)」』と呼ばれています。ただキンギョソウとは属が異なり別種です。
別名は「ムラサキウンラン(紫海蘭)」、「ヤナギウンラン(柳海蘭)」です。英名は「Spurred snapdragon(スパーレッド スナップドラゴン)」、「Toadflax(トウドフラックス)」です。 |
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...........花の栽培.........
水はけがよければ、日当たりでも半日陰でもよく育ちます。春に市販の苗を求め、培養土に緩効性化成肥料を少量すき込み植えつけ、たっぷりと水やりして日当たりのよい場所に置きます。
タネまきは、ピートパンに種子をばらまきし、微細種子なので覆土はせずに、本葉が2〜3枚に育ったら3号ポットに1本ずつ移植します。肥料は元肥のほか、春は草花用の液肥を月に1〜2回、水やりを兼ねて施します。 |
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