〜 3月12日の花 リビングストンデージー(紅波璃) 〜
花言葉 |
瞳の輝き・気前よく与える・華やかさ・賑やかな人 |
別名 |
ベニハリ・ヘラマツバギク・ケープデージー |
科・属名 |
ツルナ(ハマミズナ)科・ドロテアンサス(ドロテアンツス)属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
リビングストーンデージーは南アフリカケープ地方原産の非耐寒性の一年草です。キクに似ていることからデージーと呼ばれますが、キクの仲間ではありません。多肉質の茎は短く地上部を這うように分枝しながら伸びて細い花弁が密につき、一重のマツバギクに似た、径4cmほどの鮮やかな花を咲かせます。
花は金属のような光沢(写真右上)があるのが特徴で、この花が群れて咲く様はとても存在感がありますが、花が開くのは日光がたっぷりと注いでいるときだけで、雲天や夜間は閉じてしまいます。花色はオレンジ・ピンク・クリーム・黄・白・紅・赤紫など豊富です。葉は広く倒卵形で長さ7cm、葉の裏や茎には結晶体が付いていて日が当たるとキラキラと輝きます。乾燥に強く、鉢やプランターに利用されています。草丈は15〜20。開花期は3〜6月で鉢の市販期は3〜5月、苗は11〜翌3月頃です。
属名の「ドロテアンサス(Dorotheanthus)」は、『Dorothea「ドロテア(命名者の母親の名前)」という意と、ギリシャ語のanthus「アンサス(花)」からとされます。名前のリビングストンデージーは南アフリカ原産であること、アフリカ探検家「リビングストン卿(David Livingstone)」の名をとり、また花の形がキクに似るため「Livingstone
daisy (リビングストンデージー)」と付けられました。
和名は「ベニハリ(紅波璃)」で、別名は葉がヘラ状でマツバギクに似るので「ヘラマツバギク(箆松葉菊)」です。 |
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...........花の栽培.........
タネは秋に箱まきし、本葉がでたら3号ポットに鉢上げして室内で冬越しさせます。室内やフレームで育てますが、暖かい場所だと徒長しますので、5℃くらいの低温で管理します。
遅霜の心配がなくなったら、日当たりと水はけがよく、腐植質に富んだ場所に定植します。乾燥には強いのですが、鉢植えの場合は表土が乾いたら水やりをします。伸びすぎた茎を切り戻し、花がら摘みをこまめに行います。 |
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