〜 3月13日の花 アルストロメリア(百合水仙) 〜
花言葉 |
エキゾチック・小悪魔的な思い・幸福な日々・持続・穏やかな生活・愛着 |
別名 |
ユリズイセン・インカノユリ・ペルビアンリリー・ユメユリソウ・インカリリー |
科・属名 |
アルストロメリア(ユリズイセン)科・アルストロメリア(ユリズイセン)属 |
原産地 |
南アメリカ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
アルストロメリアは南アメリカのチリ、ブラジル原産の多年草で、日本には大正末期に渡来しました。しかし、多彩な品種改良が18世紀のイギリスで始められ、現在はオランダが中心で、1970年代には改良された品種がオランダややイギリスなどから導入されています。
アルストロメリアは以前はヒガンバナ科・ユリ科などとされていましたが、現在はアルストロメリア科として扱われています。
晩春〜初夏にかけて、長さ3〜4cmの蝶のような花を茎の頂に散形または総状花序をなして次つぎと咲かせます。色は紅色や黄色・ピンク・白・オレンジ・斑入り・複色・覆輪・底白などがあり、上側2枚の花弁の内側に黒茶色の点線(写真左)が入ります。最近はこの模様のない(写真右上)ものも作出されて人気を集めています。互生した葉は表面が下、裏面が上を向いてねじれるのが特徴です。
早生種の大輪花「A・ペレグリナ」、橙色の小輪花「A・ハエマンサ」、淡桃色花の上部に黄色い斑が入る「A・パリダ」などがあります。花持ちがよく花弁が丈夫であるため、フラワーアレンジや花束などの切り花として重宝され、また庭植えやプランターなどに植えてもとても華やかです。画像は「A・アルーラ(写真左)」「A・セルベス(写真右上)」、「A・カリフォルニア(写真右3番目)」、「A・ナタリア(写真右下)」です。草丈は30〜100cm。開花期は5〜11月でもっとも出回るのは3〜5月頃です。
属名の「アルストロメリア(Alstroemeria)」は、リンネの友人でこの植物の発見者であるスウェーデンの植物学者「アルストレーメル(B.C.Alstroemer)」の名にちなみます。英名は「インカのユリ」という意で「Lily
of the Incas(リリー オブ ザ インカ)」、または「Peruvian lily(ペルビアン リリー)」と呼ばれます。和名は「ユリズイセン(百合水仙)」で、別名に「ユメユリソウ(夢百合草)」があります。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと風通しがよく、排水のよい土壌にすることが栽培のコツです。覆土は鉢ならば5p、庭植えでは15pくらいで、砂などを混ぜ、石灰と有機肥料を元肥えに施してから植えつけます。
花がら摘みをして結実を抑えますが、盛夏には休眠するタイプがほとんどなどで、葉が枯れるまで水やりは続けます。暖かくなる春以降は日当たりのよい戸外に出します。毎年、春先か晩秋に植え替えます。 |
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