〜 3月17日の花 ネメシア(海蘭モドキ) 〜
花言葉 |
包容力・偽りのない心・過去の思い出・正直 |
別名 |
ウンランモドキ |
科・属名 |
ゴマノハグサ科・ネメシア属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ネメシアは南アフリカ原産の一年草・多年草で約60種が分布されています。よく出回っているのはロベリアをやや大きくしたような一年草のネメシア・ストルモサ種で、この種をもとに多くの園芸品種が作出さています。秋にやや小ぶりな花を咲かせる多年草タイプの宿根ネメシアもあります。
春から初夏にかけて細い枝先に花径2.5cm程の唇弁2枚の花を総状花序につけ、小さな花を株いっぱいに咲かせます。葉は披針形で対生し、縁に鋸葉があります。花色は非常に多彩で、紫がかった「N・ブルー・ジェム」、緋色の「N・ファイアー・キング」のほか、黄、橙、白など、また花びらの上部四枚と下部の唇弁が二色に分かれるのもあり、園芸品種ごとに異なります。甘い香りのする品種も登場し、最近は鉢植えや庭植え、寄せ植えとして人気がでてきました。
主にオレンジを中心とした春らしい感じがありますが、色によってイメージがガラリと異なります。赤色系などの強い色調なら賑やかな感じで、淡い中間色なら優しく落ち着いた雰囲気があります。草丈は15〜30cm。開花期は一年草が4〜6月、多年草が4〜11月で、鉢の市販期は3〜5月頃、苗は3月頃です。画像は「N・シャイニーブルー(写真右中央)」、「N・メロウチリペッパー(写真右上)」、香りのある「N・メロウパールホワイト(写真左)」です。
属名の「ネメシア(Nemesia)」は、ギリシャの医師であり薬草学者だった「Dioscorides(ディオスコリデス)」がキンギョソウの一種につけた古名に由来します。別名はウンランに似た花姿から『ウンランモドキ「海蘭モドキ(ネメシア・ストルモサ)」』。英名は「Nemesia(ネメシア)」です。 |
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...........花の栽培.........
夏の暑さ、冬の寒さに弱く、涼しい場所が適します。種子は入手しにくいので、ポット苗を求めます。日光が足りないと花の色が悪くなり、背ばかりが伸びすぎるので、開花期は日なたに、冬は北風の当たらない場所に植えるか、鉢植えにして冬の間は室内に取り込みます。
緩効性肥料を月に1回、株の周りに施し、水やりは表面が乾いたら十分に与えます。 |
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