〜 3月25日の花 ツルハナシノブ(蔓花忍) 〜
花言葉 |
温和・清楚・謙遜 |
別名 |
宿根フロックス・フロックスストロニフェラ |
科・属名 |
ハナシノブ科・フロクス(フロックス)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
常緑多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ツルハナシノブは北アメリカ原産の耐寒性宿根草です。フロックスの仲間で出回りはじめたのはつい最近です。シバザクラやオイランソウの近縁種で、花はハナシノブに似ています。春から初夏咲きで花茎が立ち上がり、その先に淡いブルーの直径2pくらいの花が5〜6個まとまって咲き、卍状の巴形で重なり合っています。
花色は他に紫・淡紫・ピンク・白などがあり、葉や茎は横に這うようにして伸び、根を出して広がります。株全体が花に覆われ花期が長いことや宿根で咲くこと、色がとても豊富なこともあり、グランドカバーやロックガーデンなどに適しています。草丈は15〜25p。花の最盛期は4〜6月で鉢の市販期は3〜5月頃です。
属名の「フロックス(Phlox)」はギリシア語の「phlox 、または phlogos(炎、火焔)」の意で、花色からつけられたといわれます。流通名は「ツルハナシノブ(蔓花忍)」で、英名は「creeping phlox(クリーピング フロックス)」です。別名は「シュッコンフロックス(宿根フロックス)」です。 |
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...........花の栽培.........
耐寒性、耐暑性ともに強く、とても丈夫な宿根草で、条件さえよければ繁殖力旺盛なのでどんどん広がります。日当たり水はけのよいところが適し、元肥に緩効性の化成肥料を施し、植えつけます。
真夏は西日の当らないところで管理し、追肥は開花までに1〜2回、花後に1回の液肥を与えます。アブラムシやヨウトムシなどの害虫、ウドンコ病などにやられやすいので、駆除対策をします。
また3〜4年植えたままにしておくと株が弱ってくるので、掘り上げて5〜6芽ずつに切り分け、株間を25〜30くらいに1株ずつ植えつけます。 |
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