〜 3月26日の花 ハーデンベルギア(小町藤) 〜
花言葉 |
過去の愛・奇跡的な再会・広き心・思いやり |
別名 |
コマチフジ・ヒトツバマメ・コーラル ピー・ムラサキツルマメ |
科・属名 |
マメ科・ハーデンベルギア属 |
原産地 |
オーストラリア原産 |
状態 |
つる性本木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ハーデンベルギアはオーストラリア東部、タスマニア原産の常緑小低木です。春に花径1cmほどの濃い紫色の花を枝いっぱいに咲かせます。立ち上がるようにつるが伸びてフジのように頭を垂れ下げ、花は短命ですが次々と開花します。ただ、フジのように幹は太くなりません。
花色は他に赤紫・紫・ピンク・白などがあり、春に咲く花木は黄色やピンクが多いので、紫色の花は庭のなかでもひときわ目立ちます。花色によりいろいろな名前がつけられ、白花の同一品種に「スノーレディ」、「ウェディング・ホワイト」、「ホワイトデイ」などがあります。鉢植えでもよく開花し、生け垣やアーチなどにもよく合います。つるは2〜3m。開花期は3〜5月で鉢の市販期は2月、苗は春です。
属名の「ハーデンべルギア(Hardenbergia)」は、ドイツの「フランシスコ・ハーデンベルグ(C. F. von Hardenberg)」伯爵夫人の名前にちなみます。和名は藤に似た花姿から「コマチフジ(小町藤)」。英名は「Coral pea(コーラル ピー)」、「Vine lilac(バイン ライラック)」です。
またマメ科の植物は複葉が多いのですが、ハーデンベルギアは茎の各節目から一枚の葉しか付けないことから「ヒトツバマメ(一つ葉豆)」という和名もあります。別名は「ムラサキツルマメ(紫蔓豆)」です。 |
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...........花の栽培.........
鉢植えで育てる方が手軽で管理しやすいので、花鉢入手したら、高温多湿を嫌うので夏は涼しい半日陰に移して育て、冬は明るい日陰に置き管理します。
生育期の水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えるようにします。冬は土の表面が乾いて数日たってから水を与えるようにして、乾燥気味に管理します。花後5〜7月にかけてゆっくりと効く粒状の肥料や固形の油かすを月に1回株元に施します。
窒素分の多い肥料を与えると葉が茂りすぎて花が咲きにくくなりますので注意が必要です。5月頃に、枝を先端から5cmくらいに切り取って、赤玉土や川砂を入れた鉢に挿します。 |
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