〜 4月11日の花 ロベリア(瑠璃蝶々) 〜
花言葉 |
貞淑・謙遜・人目につく・強い個性と指導力・悪意・いつもかわいらしい |
別名 |
ルリチョウチョウ・ルリミゾカクシ・ルリチョウソウ |
科・属名 |
キキョウ科・ロベリア(ミゾカクシ)属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ロベリアは南アフリカ原産の一年草・二年草 です。キキョウ科の一属で300種以上あり、日本で栽培されるのは南アフリカ原産の「ロベリア・エリヌス」を改良したものや、北アメリカの「ロベリア・カーディナリス」などです。株立ちも丸く育つものや垂れ下がるもの、やや伸びるタイプがあります。
よく知られているのはエリヌスで、紫色の小花がつき、下垂性の「R・レガッタ」、矮性の「R・アクア」、花の大きな「R・リビエラ」などが流通しています。一般にロベリアというとこのエリヌスを指すようです。花径は約2p、色も紫色のほか白やピンク、青、赤紫などがあり、特に青系の目のさめるような美しさには定評があります。
葉は長楕円から線形で、花の上唇弁は小さく2枚に分かれ、下唇弁は大きく3枚に分かれています。小さな花が密に付くので、初夏の花壇の縁取りや鉢植え、ハンギングバスケット、コンテナとして利用されます。画像は「R・ホット タイガー(写真左)」、「R・ホットアーティックホワイト(写真右2番目)」、「R・チャームダークブルーエンジェル(写真右上)」です。草丈は5〜25p。花期は4〜6月頃で鉢の市販期は3〜5月、種子は2〜4月・8〜10月頃です。
属名の「ロベリア(Lobelia)」は、ベルギーの植物学者『M.de L'Obel「Matthias de Lobel」(マティアス・ド・ローベル)』の名前に由来します。和名は、蝶々が群がったように青や紫の小花を咲かせる様子から、「ルリチョウチョウ(瑠璃蝶蝶、瑠璃蝶々)」、または「ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)」といいます。
別名は溝を覆うくらい茂ることから「ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)」。英名は「Edging lobelia(エッジング ロベリア)」です。 |
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...........花の栽培.........
9月下旬〜10月上旬に、赤玉土小粒に腐葉土や川砂を混ぜた、軽くて排水良好な用土用いて、十分吸水させたピートバンにまきます。微細種子なので覆土はしません。本葉が触れ合うようになったら数株ずつポットに移植し、フレーム内で冬越しさせ、翌春に定植します。
花後は、株を3分の1ぐらいまで刈り込み、風通しのよい明るい半日陰で夏越しさせると秋にも花を咲かせます。増やし方は花後の若い芽をバーミキュライトに挿せばたやすく発根して新しい苗ができます。 |
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