〜 4月14日の花 ストロベリーキャンドル(紅花詰草) 〜
花言葉 |
私を思い出して・胸に灯をともす・きらめく愛・素朴な愛らしさ・善良・人知れぬ恋 |
別名 |
ベニバナツメクサ・クリムソンクローバー・レッドクローバー・トリフォリウム・ベニバナツメクサ・ストロベリートーチ |
科・属名 |
マメ科・トリフォリウム(シャジクソウ)属 |
原産地 |
ヨーロッパ、西アジア原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ストロベリーキャンドルはヨーロッパ・西アジア原産の一年草です。ヨーロッパでは蜜をとるためや肥料として扱われてきました。そのため本来は牧草として導入された植物で、その中から花の美しいものが鑑賞用に選ばれたものです。
シロツメクサやアカツメクサの仲間で、この仲間は3枚の葉をもつものが多く、ストロベリーキャンドルも同じく3小葉(写真上段左)があります。花は下部から咲き上がり、細い茎先に赤いイチゴのような、またはキャンドルのような花が穂のように咲き、花首は光の方向に曲がりやすいのが特徴です。
性質は比較的丈夫で、その細長くとがった花姿がイチゴの実やロウソクの炎のように見えるため、『ストロベリーキャンドル「Strawberry candle」(T・インカーナツム)』と名づけられました。ただストロベリーキャンドルとは、クリスマスにはろうそくが似合い、それを花で演出するため種苗会社が付けた商品名とされます。正式の名は「クリムソンクローバー」と言うそうです。この愛らしい花形からグラウンドカバーや鉢植え、切り花などに利用されています。草丈は20〜60p。開花期は4〜6月で鉢の市販期は2〜4月頃です。
属名の「トリフォリウム(Trifolium)」は、ラテン語の「tres(3)」と「folium(葉)」で、「3つの葉」という意味をもち、クローバー類全体を表しているとされます。4つ目の葉は十字架に似ているため幸運のシンボルといわれます。和名はこの花色から「ベニバナツメクサ(紅花詰草)」で、英名も同様に花色から「Crimson clover(クリムソン クローバー)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと風通しのよい場所に、タネをピートバンにまき、発芽後に花壇や鉢などに定植します。寒さには比較的強いのですが暑さに弱いため、本来は多年草ですが日本では一年草扱いとなります。
湿り気のある土を好むので、水切れに注意し、月に1〜2回の液体肥料を施します。花は春から咲きはじめ初夏まで咲き続けます。 |
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