〜 4月18日の花 セラスチウム(白耳菜草) 〜
花言葉 |
幸福・才能・思いがけない出会い |
別名 |
ナツユキソウ・スノーインサマー・シロミミナグサ・ケラスチウム・シルバーカーペット |
科・属名 |
ナデシコ科・セラスチウム(ミミナグサ)属 |
原産地 |
イタリア・シシリー島原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
セラスチウムは南イタリア〜シシリー島原産の耐寒性多年草です。繁殖力旺盛な植物で、初夏に切れ込みの入った5弁の白い花を株いっぱいに咲かせます。葉は1〜3cm、細かい絨毛で覆われて銀白色で美しく、線状披針形です(写真右中央)。
カラーリーフとして周年観賞でき、自然な雰囲気の庭によく似合います。鉢植えや寄せ植えにまた株がよく増えて広がり、マット状に茂るのでグラウンドカバーやロックガーデンにも適しています。草丈は10〜30cm。開花期は5〜7月で苗の市販期は4〜5月です。
属名の「セラスチウム、またはケラスチウム(Cerastium)」はギリシア語の「cerastes(角)」の意で、多くの種子に角があることによるとされます。英名の『Snow
in Summer「スノーイン サマー」(夏の雪)』は一面にベールをかけたような純白の花が広がり、まるで夏に雪が降ったような様子から名づけられました。
流通名も英名と同じ意の「ナツユキソウ(夏雪草)」です。和名の「シロミミナグサ(白耳菜草)」は葉が全体に白い毛で覆われ、その葉形がネズミの耳に似ていたこと、また食用とされたことによるとされます。
ちなみに「ナツユキソウ」の名はバラ科のシモツケソウ属の仲間に同名の花が存在しますので区別が必要です。 |
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...........花の栽培.........
とても繁殖力旺盛なので痩せた土地でもよく育ちます。日当たり水はけのよい場所で、6月または9月にタネをまき、15〜20℃に保つと20日ほどで発芽します。寒さや乾燥に強いのですが、夏の高温多湿に弱く、古株になると枯れてきます。
風通しのよい冷涼な場所に置き、肥料分の少ない用土で乾燥気味に栽培すると葉茎の白さが美しくなります。ふやし方は実生のほか、挿し木や株分けで行います。 |
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