〜 4月23日の花 マツバギク(松葉菊) 〜
花言葉 |
勲功・忍耐・ゆったりとした気分・怠惰・怠け者・無邪気・可憐・順応性・愛国心・暇・無為 |
別名 |
サボテンギク・ナツシロギク・タイワンギク |
科・属名 |
ツルナ(ハマミズナ)科・ランプランサス(マツバギク)属 |
原産地 |
南アフリカ・原産 |
状態 |
常緑多肉の多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
マツバギクは南アフリカの砂漠などが原産の多肉質で常緑多年草です。日本には明治の初めに渡来し、観賞用として栽培され、花径5〜6p、交雑種も出回り、赤、ピンク、黄、白、藤、橙と豊富な花色で、細長い葉を密につけて地面を這うように広がります。
初夏のころに金属光沢のある花を咲かせます。花はキクを思わせますが、キクは多くの小花の集合であり、マツバギクは花弁が細く50枚くらいに形成された一つの花でできています。日中は日の光を受けて美しく輝きますが、雨天や曇天、夜間には閉じてしまいます。そのため「怠惰、怠け者」という花言葉がついています。
メセン類の花はすべてこの光沢をもち、原色の花を咲かせる特色があります。花壇や鉢植え用に、また乾燥にも強いので石垣などの斜面を覆うグラウンドカバーとして人気があります。草丈は10〜30p。花期は4〜6月で苗の市販期は2〜6月頃です。画像は「L・デロスペルマ カローイクム(写真左)」、「L・サザーランディー(写真右上)」、「L・ヌビゲヌム(写真右中央)」です。
属名の「ランプランサス、またはランプランツス(Lampranthus)」は、ギリシア語の「lampros(輝く)」と「anthos(花)」という意で、この花のもつ艶やかな花の形状によるとされます。英名はマリーゴールドの花に似ることから「Fig marigold (フィグ マリーゴールド)」です。
和名のマツバギクは、松のような形の細い葉と華麗なキクに似た花ということで「マツバギク(松葉菊)」です。また非常に乾燥に強い多肉質の厚い葉もつことから別名を「サボテンギク(仙人掌菊)」ともいいます。 |
|
...........花の栽培.........
強い直射日光を好むので、日当たりと水はけのよい場所に植えて乾かし気味の育てます。一般には春に出回る苗か鉢花を求めて植えます。
最もよく出回るピンク色の品種は、かなり耐寒性に優れていますが、その他の寒さに弱い品種は暖地以外では冬越しができません。肥料は元肥に化成肥料を施し、生育期には1000倍に薄めた液肥を月に2回くらい与えます。
乾燥を好むので水やりは表土が乾いたらたっぷり与えまが、過湿にすれば根腐れするので注意が必要です。9〜10月に挿し芽で増やします。 |
|