〜 5月2日の花 オキシペタルム(ブルースター) 〜
花言葉 |
信じあう心・早すぎた恋・身を切る想い |
別名 |
ブルースター・ルリトウワタ・オクシペタルム |
科・属名 |
ガガイモ科・オキシペタルム(トゥイーディア)属 |
原産地 |
南アメリカの熱帯原産 |
状態 |
半つる性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
オキシペタルム(オキシペタラム、オクシペタルム)は、ブラジルからウルグアイに原産し、基部が木質化する半耐寒性半つる性の多年草です。葉の長さは9cmの長楕円形で、株全体に短い白毛があり、優しい手触りがあります。光沢のある澄んだ空色の5弁花が美しく、花色は青のほか、園芸的に改良された白色や濃いピンクもあります。
日本で見られるのは「カエルレウム種」で、夏になると花径3pほどの星形の花を咲かせます。花は咲いてからだんだんと色が濃くなり、鮮やかな青になるため、花屋さんでは「ブルースター」と呼んでいます。またアメリカやヨーロッパでは、男子の誕生を祝うときこのオキシペタルムのブルーの花色がラッキーカラーだとされ、赤ちゃんに贈られます。
オキシペタルムは切り花として人気があり、つるが40〜50pにもなるのであんどん仕立てにした鉢植えや、ハンギングバスケットにも最適です。また花の中でも青い色はとても珍しく貴重な存在なので、アレンジに多用されたり、ウエディングで、花嫁の幸せのおまじない「サムシング・ブルー」としても使われています。ただ、茎の切り口から出る乳液は有毒で肌がかぶれるので注意が必要です。
高さ60〜100cm。開花期は5〜6月と9〜10月、鉢の市販期は4〜10月頃です。画像は「ピント ホワイト(写真右上)」、「ラブリー ピンク(写真右2番目)」、「マーブル ハピネス(写真右3番目)」、「ピュア ブルー(写真右下)」です。
属名の「オキシペタルム(Oxypetalum)」は、ギリシア語の「oxys(鋭い)」と「petalon(花弁)」からなり、この花の形状からとされます。現在はトゥイーディア属に移行していますが、別名として以前の属名から「オキシペタルム(またはオキシペタラム)」とも呼ばれます。和名は瑠璃色の花と花形が薬用植物のトウワタに似ることから「ルリトウワタ(瑠璃唐綿)」、英名は「Southern star(サザン スター)」です。 |
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...........花の栽培.........
水はけと水もちのよい土壌を好み、過湿には弱い性質をもちます。春から秋は日なたに置き、月に1〜2回、液体肥料を施します。つる状に伸びる茎の先端に花がつくので、3月の終りに切り戻して大きさを抑えます。
涼しい場所で、乾かし気味にして夏を乗り越えれば、冬に室内に取り込み、翌年も花を咲かせることができます。切り戻した茎で刺し芽を作っておきます。 |
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