〜 5月3日の花 インパチェンス(アフリカ鳳仙花) 〜
花言葉 |
短気・私に触れないで・目移りしないで・強い個性・豊かさ |
別名 |
ニューギニアインパチェンス・ベニツリフネ・アフリカホウセンカ |
科・属名 |
ツリフネソウ科・インパチェンス(ツリフネソウ)属 |
原産地 |
アフリカ東部原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
インパチェンスは東アフリカや熱帯アフリカ原産の多年草(一年草扱い)です。原産地のアフリカからヨーロッパに紹介され、その後オランダ、米国、スイス、日本で改良が進み、多くの園芸品種が生み出されました。最近はインドネシアやパプアニューギニアに自生する原種に改良を加えた園芸品種も出回っています。
園芸植物としてよく出回っているのは、熱帯アジア原産の「ホウセンカ」や、アフリカ東部原産の「アフリカホウセンカ(写真右3番目)」、ニューギニア原産の「ニューギニアインパチェンス(写真上段左)」の3種ですが、単にインパチェンスといえば苗から植える小輪のアフリカホウセンカを指すようです。
インパチェンスは赤やピンク、白、紫などの鮮やかな花色で、一重咲き(写真右下)、ミニバラに似た八重咲き(写真右上)、覆輪咲き、花びらにぼかしや斑点が入る(写真右2番目)ものもあります。また同属の別品種をかけ合せてできた黄色やサーモンピンク、サーモンオレンジなどもあります。
花径2〜4pの可憐な花で、多くの草花は日照を十分必要としますが、この花は1日2〜3時間程度の日照でも咲き続けます。花期が長いこともあって花壇や鉢花、ハンギングバスケットに盛んに利用され人気が上昇しています。草丈は15〜40p。花期は6〜10月頃で鉢の市販期は4〜8月頃です。画像は「I・ヒアンス(写真左)」、「I・グランディス(写真右2番目)」、「I・フラッキダ(写真右下)」です。
属名の「インパチェンス(Impatiens)」は、ラテン語の「impatient(不忍耐・我慢できない)」という意で、熟した種に触れるとすぐに弾けることに由来します。花言葉の「短気」もこの性質にちなむとされます。英名は毎日忙しげに咲き続ける花の様子から『Busy
lizzy「ビジー リジー」(忙しいリジーさん)』で、和名は熱帯アフリカ原産で、ホウセンカの仲間であることから「アフリカホウセンカ(アフリカ鳳仙花)」です。 |
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...........花の栽培.........
3月〜4月に水はけ、水もちのよい肥沃な土に元肥を入れて種子をまき、夏の西日を避けて栽培します。2週間ほどで発芽しますので、表土が乾いたら水やりをします。強光線下では遮光したほうがよく咲き、週1回は液体肥料を施すと開花が長続きします。
草姿が乱れてきたら、株全体の半分ほど切り戻し、切り取った茎は5pほどに切ってバーミキュライトなどに挿せば、簡単に増やすことができます。 |
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