〜 5月7日の花 アルケミラ(レディース・マントル ) 〜
花言葉 |
輝き・初恋 |
別名 |
レディースマントル・ミラー・ハゴロモグサ |
科・属名 |
バラ科・アルケミラ属 |
原産地 |
ヨーロッパ・アジア・アメリカの温帯地方原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
アルケミラはヨーロッパ、アジア、アメリカ原産の多年草で、薬用成分を含むハーブの一種です。グラウンドカバーとして利用される「A・モリス」、「A・アルピナ」や、高性の「A・ロブスタ」、大型の「A・クサントクロラ」などの品種があります。
一般によく見られるのは「アルケミラ・モリス(写真左)」で、初夏から夏にかけて花茎が細かく、よく枝分かれしたその先に、明るい淡黄色の小花を多数咲かせます。葉は細かい綿毛に覆われ、グレーがかった緑葉のふちは浅裂して扇状に丸みを帯び、よく繁って地を覆うロゼット状となってふんわりと広がります。(写真右上と右下)。
花は地味でも葉との調和がよく、グリーンとして使われ、花束やアレンジとして、またボーダー花壇の縁取りや半日蔭でのグラウンドカバー他、ドライフラワーとしても利用されています。ハーブとしては下痢や胃腸炎などに、また女性の健康によい薬効成分が含まれ、生理不順、更年期障害等に効果があるとされます。草丈は30〜50p。花期は5〜7月で鉢の市販期は5〜7月頃です。
属名は「アルケミラ(Alchemilla)」はアラビア語の「al kimiya(錬金術)」で、当時この植物を錬金術に使ったことから、またはアラビア語の「alkemelych(柔らかな絹状の毛)」に由来するとされます。
英名は緑がケープに似る葉の形から、あるいは聖母マリアのマントに似ることから、「レディース・マントル(Lady's mantle)」と呼ばれています。アルケミラは分類のむずかしいグループとされ、その一種でもある日本の高山に咲くのが「ハゴロモグサ(羽衣草)」です。 |
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...........花の栽培.........
寒さには強くて夏の暑さに弱い性質をもちます。晩秋または春に、初期成長が遅いので根茎を株分けして植えつけます。夏に半日陰になる場所を選び、水はけのよい土に浅植えします。
寒さに強い半面、夏の強い西日は苦手なので遮光し、水切れしないように管理します。肥料は植えつけ時に緩効性肥料を施し、花後に固形肥料を置きます。株をふやしたいときは春か秋にタネをまくか、根元を手で割る株分けをします。 |
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