〜 5月8日の花 ベルフラワー(乙女桔梗) 〜
花言葉 |
感謝・誠実・共感・後悔・楽しいおしゃべり・誠実な恋 |
別名 |
カンパニュラ・オトメギキョウ・ダルメシアン |
科・属名 |
キキョウ科・カンパヌラ(ホタルブクロ)属 |
原産地 |
北半球温帯〜亜寒帯原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ベルフラワーはヨーロッパを中心とした北半球原産の多年草で、カンパニュラの仲間です。カンパニュラ属は地中海沿岸地方を中心に原種が300種以上あり、改良も盛んで種類はたいへん豊富です。
カンパニュラの種類として、高性の「メディウム種」はフウリンソウ「風鈴草」という和名のとおり、風船のようにふっくらとした花を上向きや横向きに咲かせ、「カリカンテンマ種」は萼が花冠のような豪華さをもち、庭植え向き、コンテナガーデン向きなど和洋を問わずバリエーションが揃います。
その中でベルフラワーは鉢物として出回っている「ポルテンシュラギアナ種」で、日本に自生するホタルブクロと同属です。鉢植え用に改良されたベルフラワーは、カンパニュラと呼ばれる1・2年草のものより草丈が低く、茎先に花径2pほどの星型で、美しい青紫色の小輪の花をたくさん咲かせます(写真上段の右側)。
常緑の葉は、ふちがギザギザのある鋸葉(写真中央)で、茎がほふくして株を増やし、乾燥にもかなり強いので、ハンギングバスケットに最適です。草丈は10〜20p。花期は5〜7月で鉢の市販期は4〜7月頃です。
属名の「カンパヌラ、またはカンパニュラ(Campanula)」はラテン語で「小さな鐘」の意で、花が釣鐘形によるとされます。イギリスでは「カンタベリーの鐘」とも呼ばれ、英名は「Dalmatian bellflower(ダルメシアン ベルフラワー)」です。花形が鈴(ベル)のようなので「Bell flower(ベルフラワー)」として流通していますが、和名はキキョウに似て小輪で可愛らしいことから「オトメギキョウ(乙女桔梗)」と言います。 |
|
...........花の栽培.........
春から夏にポット苗を求め、水はけのよい肥沃な土に植えつけます。美しい株姿を長持ちさせるために花がら摘みを怠らず、過湿に気をつけます。タネまきの場合は、4〜6月の上旬にまき、覆土は薄くします。
底面給水にして夏は遮光して涼しい場所で管理し、本葉2〜3枚でポットに移植し、10月上旬頃本葉が5〜6枚のときに元肥えを施して定植します。
翌春に生長が始まったら、週1回の液体肥料を追肥をします。花後に切り戻すと次々とつぼみをつけ、花を咲かせます。 |
|