〜 5月14日の花 カンガルーポー(アニゴザントス) 〜
花言葉 |
不思議・こっちへ来て・驚き・可能性・かわいい愛・分別 |
別名 |
アニゴザントス |
科・属名 |
ハエモドルム(ハエモドラム)科・アニゴザントス属 |
原産地 |
オーストラリア南西部原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
カンガルーポーはオーストラリアの南西部原産で、野生の植物としてはもっとも早く、日本には1971年に輸入されました。オーストラリアの南西部だけに自生し、西オーストラリア州の州花でもあります。珍しい多年草で、11種ほどが確認されています。
花や茎に短毛があり、独特の質感があるのが特徴(写真左)で、カンガルーの足のようなユニークな花を咲かせます。葉はアヤメに似た剣状で、その間から3〜4pの長い茎を伸ばし、10〜20個の毛の生えた筒状花をつけます。花色は豊富で、燃え立つような真紅や緑と赤のコンビネーション、オレンジ、黄緑色やピンクなどがあります。
オーストラリアから輸入花材として普及し、ベルベットのような質感があるので造形的な花として利用され、またユニークな花形から切り花のほか、鉢植え、ドライフラワーとしても人気があります。草丈は30p〜1m。花期は4〜6月と12月で鉢の市販期は1〜5月、切り花は10〜11月頃です。
属名の「アニゴザントス(Anigozanthos)」はギリシャ語の「anoigo(開く)」と「anthos(花)」にちなみます。英名は「Kangaroo
paw(カンガルーポー)」です。「paw」とは「爪のある足」という意で、カンガルーの前足が開いたような花の形(写真右中央)から付けられた名前です。別名は「Australian sword lily(オーストラリアン スウォード リリー)」です。 |
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...........花の栽培.........
タネから育てるときは、秋か早春に箱まきします。本葉が2〜3枚になったらポリポットに移植します。冬は霜の当たらない軒下で、また暑さに弱いため夏は半日陰になる場所で育てます。
水やりは、葉に水が当たると病気にかかりやすくなるので株元で与え、花後や冬は回数を控えめにし、乾かしぎみに管理します。春または秋に株分けを兼ねて植えかえます。
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