:〜 5月30日の花 ツボサンゴ(壺珊瑚) 〜
花言葉 |
恋心・繊細な想い・きらめき・辛抱強さ |
別名 |
サンゴバナ・ヒューケラ |
科・属名 |
ユキノシタ科・ハウケラ、ホイヘラ(ツボサンゴ)属 |
原産地 |
北アメリカ〜中米原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ツボサンゴは北アメリカ〜中南米原産の多年草で、ツボサンゴの仲間は現在約70種が見つかっています。葉色は多彩で茎はよく分枝し、その先にあずき粒大の壺形の花を初夏から夏にかけて枝いっぱいに咲かせます。花色は赤のほか、ピンク、白、淡緑色があります。
花のように見えるのは実は萼が色づいたもので、代表的なものには深い赤色の「H・マクシマ」や、大形の花が咲く「H・グランディフロラ」、赤と白のコントラストが美しい「H・シンティレイション」などの園芸品種があります。
花は約1か月咲き続けるので切り花としても長く鑑賞できます。また赤や黄緑・深緑・赤紫・銀葉など多彩な葉色をもち、庭に植えると地面を覆うように広がるのでカラーリーフとして楽しめ、常緑で霜にも強いので、冬の間の庭やコンテナにも重宝します。草丈10〜20p。花茎は20〜40p、花期は5〜7月、鉢の市販期は3〜7月頃です。
属名の「ハウケラ、またはホイヘラ(Heuchera)」は、ドイツのヴィッテンベルクの医学教授「ヨハン・ハインリッヒ・フォン・ハイホー」の名前にちなみます。和名の「ツボサンゴ(壺珊瑚)」は、釣鐘のような赤褐色の小花の様子がサンゴに似ていることから名づけられました。あるいは「サンゴバナ(珊瑚花)」とも呼ばれます。
英名も同じ意味で「Coral bells(コーラル ベルズ)」です。または、属名 Heuchera の英語読みで「ヒューケラ」です。 |
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...........花の栽培.........
夏の高温と乾燥が苦手なので、西日の当たる場所は避ければ、発芽しやすく育てやすい植物です。また花を咲かせるためには冬の寒さに当てることも必要となります。
春に水はけ、水もちのよい肥沃な場所に種をまき、秋に植えつけます。水切れで花がつきにくくなるので、乾燥させないように気をつけます。
2年目以降はさらに花茎がふえ株が大きくなるので、株間は30pくらいとっておきます。株は古くなると生育が悪くなるので、株分けをして植えつけるか、タネまきで更新します。 |
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