〜 5月31日の花 キャットミント(筑摩薄荷、犬薄荷) 〜
花言葉 |
自由な愛 |
別名 |
ネペタ・キャットニップ・イヌハッカ・チクマハッカ |
科・属名 |
シソ科・ネペタ(イヌハッカ)属 |
原産地 |
北アメリカ・ヨーロッパ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
キャットミントは北アメリカ、ヨーロッパ、アジア原産の多年草です。香りを楽しむハーブの一種です。小さな三角形の淡い緑色の鋸歯葉で(写真右上と中央)、葉の表面は短い毛が生え、見た目はビロードのような感じがあります。
爽やかな香りがあり、古くは薬草として利用された品種で、キャットミントの頭花と葉はハーブティーとなり、神経性の頭痛、短気、疝痛、そしてヒステリーに用いられていました。現在ではポプリやハーブティー、入浴剤として利用されています。
2唇弁のついた筒状花で、夏に濃い青紫の花をつけます。花の咲いている期間が長く、こんもりと横に広がって大きくなり、群生させた姿が美しいので花壇の縁どりとして利用されています。同じ仲間には甘いハッカ糖のような香りをもち、白い花をつける「キャットニップ(写真右下)」があります。草丈は35〜50p、開花期は5〜9月頃、苗の市販期は通年です。
属名の「ネペタ(Nepeta)」は、古くイタリアの地名「Nepeti」に由来するとされますがはっきりしていません。キャットミントには猫が喜ぶ香りがあり、この葉をかむことを好み(実際はキャットニップの方がより猫が好むといいます)、顔をすりつけて恍惚とするそうです。そのため、英名で「Catmint(キャットミント)」と呼ばれます。別名は「チクマハッカ(筑摩薄荷)」、または「イヌハッカ(犬薄荷)」です。 |
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...........花の栽培.........
土を選ばず、簡単に栽培できるハーブです。タネまきはとくに手間をかけなくても発芽します。ピートバンに、春まきは日当たりのよい場所で、秋まきは室内の窓辺に置いて発芽させ、込み合ってきたら間引きます。
春まきは本葉4〜5枚時に20〜40pほどの間隔に、秋まきは室内で冬越しさせ、翌春に定植させます。肥料はやせ地でもよく育つ丈夫な宿根草なので、あまり必要とせず、生長期に、月に1度固形肥料を施します。春に株分けでふやします。 |
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