〜 6月6日の花 ペンステモン(釣鐘柳) 〜
花言葉 |
勇気・美しさへの憧れ・あなたに見とれています・失った愛情 |
別名 |
ツリガネヤナギ・ヒメツリガネヤナギ・イワブクロ |
科・属名 |
ゴマノハグサ科・ペンステモン(イワブクロ)属 |
原産地 |
北アメリカ・東アジア原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ペンステモンは北〜中央アメリカや東アジア原産の多年草・または半低木です。仲間の多い花で250種が知られています。仲間が多い花ですが、代表的なのは「グロキシニオイデス種」です。春から秋にかけてグロキシアに似たつり鐘形で、喉の部分に白と赤の模様(写真右下)のある濃桃色花を穂のように付けます。花色は薄紫系が多いが、紅や紅紫・白・黄・青・ピンクなどがあります。
その他、花冠の細長い「P・バルバタス(柳丁子)」、「P・コベア(薄紫釣鐘柳)」、「P・ストリクタス(ヒアシンス・フラワー)」などがあります。花壇用には大輪のペンステモン・ハイブリットが多く、切り花には小輪多花性やそれに近いものが利用されています。高温多湿を嫌う性質で日本ではあまり普及しませんでしたが、品種改良が進み、暑さに強い品種も生まれ一般的になってきました。
花色豊富で開花期間も長く、欧米の花壇ではロックガーデンなどによく用いられ、高い人気を博しています。草丈は植え込み用の10cmほどのものから、切り花用の80cmになるものまであります。開花期は6〜9月で鉢の市販期は6〜7月、苗は4月頃です。
属名の「ペンステモン(Penstemon)」はギリシア語の「pente(5)」と「stemon(雄しべ)」に由来し、1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることによるとされます。和名は花や枝の形から『ツリガネヤナギ「釣鐘柳」(ペンステモン・カンパニュラタス)』で、別名は「イワブクロ(岩袋)」です。英名は「Beard tongue(ベアード タン)」です。 |
|
...........花の栽培.........
本来は多年草でなので環境が合えば数年にわたって花を咲かせます。原種は冷涼な乾燥地帯に自生し、高温多湿に弱いので、花壇への植え付けは水はけのよい土を選びます。春にタネをまき、秋に株間25pに定植します。
肥料は緩効性化成肥料を施し、風通しをよくして花後の枝は地際で切り戻して新芽を早く育てます。多肥は株の寿命を短くするので禁物です。挿し芽、実生が容易にできるので、毎年株を更新させます。 |
|