〜 6月7日の花 ストケシア(瑠璃菊) 〜
花言葉 |
清楚な娘・追想・たくましさ・追憶・清らかな乙女 |
別名 |
ルリギク・ストークス アスター |
科・属名 |
キク科・ストケシア(ルリギク)属 |
原産地 |
北アメリカ南部原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ストケシアは北アメリカ南東部原産の耐寒性多年草です。日本に渡来したのは1910年代で、近縁種をもたず1属1種の珍しい花です。互生する葉は広披針形で、初夏から初秋にかけて花茎の先が3〜4本に分かれたその先端に、ヤグルマギクに似た頭花を1輪ずつ咲かせます。
花径は6〜10pで中心の小花は筒状で雄しべが飛び出して見え、周囲の舌状花の花弁には刻み目が入っています。花色は青紫色が基本(写真右下)ですが、赤紫のほか青・薄ピンク・薄黄(写真右中央)・白などの変種もあり、花全体が涼しげな装いをしています。
花は6月頃から10月頃まで咲き続け、とても強健で半日陰でもよく咲かせるため、真夏の花の少ない時期にはとても重宝されています。花色によって和風、洋風ともに調和するので、夏の紫系の切り花としても人気があり、花壇用としても親しまれています。草丈は約30〜60p。開花期は6〜10月頃で鉢の市販期は6月、苗は3〜5月頃です。
属名「ストケシア(Stokesia)」は、植物にある薬の効果を研究した、イギリスの植物学者「ジョナサン・ストークス(Jonathan Stokes)」の名からつけられました。和名は青紫色の花から「ルリギク(瑠璃菊)」ですが、現在流通している花は瑠璃色よりも赤紫に近い(写真左)ので、この和名がそぐわなくなっています。英名は「Stokesia(ストケシア)」、「Stokes' aster(ストークス アスター、またはストケイズ アスター)」です。 |
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...........花の栽培.........
とても丈夫な性質で、寒さにも暑さにも強く、排水のよい場所を選べば放置したままでも、毎年花を咲かせます。春または秋にポット苗を購入して植えつけ、株間30pくらいにすると見栄えよく仕上がります。
肥料は春先と開花後に少量与えます。3年くらいは植えたままで毎年、開花が楽しめますが、株が込み合ってきたら、3月〜4月頃に3芽ずつ株分けして植え替えます。 |
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