〜 6月9日の花 ガウラ(白蝶草・山桃草) 〜
花言葉 |
負けずぎらい・清楚・我慢できない・繊細な心を傷つけない・神秘・舞姫 |
別名 |
ハクチョウソウ・ヤマモモソウ |
科・属名 |
アカバナ科・ガウラ属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ガウラはアメリカのルイジアナ州からテキサス州原産の耐寒性の多年草で、日本には明治時代に輸入されました。初夏から秋にかけて1m、ときには2mにもなる長い花茎の先に、赤みを帯びた純白の形のよい可憐な花を下から上へと次々に咲かせます。
葉は針葉形で縁には鋸歯があり柄がなく、よく茂ります。花色は白が主ですが淡桃色、濃桃色もあり、4枚の花びらと花の外まで長く伸びた雄しべ(写真右上)が優美です。とても丈夫で、ひとつの花の寿命は短くても次から次へと咲くので、長期間花を楽しむことができます。
群生して咲く様は美しく、イングリッシュガーデンにも合いますが、楚々とした風情は和の庭にもとけこみ調和します。大きく広がる独特の草姿をもつので広めのスペースに群植したり、矮性種を利用してナチュラルな寄せ植えを楽しみます。草丈は90〜150cm、開花期は6〜11月。鉢の市販期は6月、苗は10〜翌6月頃です。
属名の「ガウラ(Gaura)」はギリシャ語で、「gauros(堂々たる、華麗な)」の意のとおり、花の美しさに由来します。和名は「ハクチョウソウ(白蝶草、または白鳥草)」で、名前のとおり風に吹かれて揺れる様は白い蝶が優雅に群れ飛んでいるように見えます。また淡い桃色の花から「ヤマモモソウ(山桃草)」とも呼ばれます。英名は「White gaura(ホワイト ガウラ)」です。 |
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...........花の栽培.........
発芽率のよいタネで、20p〜40p間隔で1粒ずつ、春に気温が安定してから秋までまけます。性質が強く育てやすい植物なので日当たりと水はけがよければやせ地でもよく育ち、3〜4年は植えたままで大丈夫です。
根づまりをおこさないよう1〜2年に一度、秋に株分けをし、マルチングをしておけば冬越しも可能です。鉢植えにしたい場合は7号鉢に1株とし、秋に株分けをします。 |
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