〜 6月26日の花 コレオプシス(金鶏菊・波斯菊) 〜
花言葉 |
夏の思い出・小粋・上流への憧憬・上機嫌・陽気・愛の始まり・真心・新鮮で華やか・一目ぼれ |
別名 |
ハルシャギク・クジャクソウ・ジャノメソウ・キンケイギク・イトバハルシャギク |
科・属名 |
キク科・コレオプシス(ハルシャギク)属 |
原産地 |
北アメリカ・熱帯アフリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴......
コレオプシスは北アメリカ、熱帯アフリカ原産の一年草・多年草です。世界各地に80〜100種ほど分布し、日本には明治の初期に観賞用に導入されました。細長い花柄の先に花径3pほどの頭花を開き、周辺は鮮黄色で、基部は濃い赤褐色の蛇の目状の斑紋があります。
品種は、一年草で草丈50〜60pでコスモスに似た黄花の『キンケイギク「金鶏菊」(写真左)』、葉が糸のように細長く、黄色の真ん中に濃赤褐色の大きな目のある蛇の目模様の『イトバハルシャギク「糸葉波斯菊」(写真右中央)』、また多年草で強健な性質をもち草丈50〜100pの『オオキンケイギク「大金鶏菊」(写真右上)』、他に淡いピンクで小輪花を咲かせる「ロゼア」等の種類があります。
初夏から秋口まで休むことなく咲き続け、花の少ない真夏に人気があります。ちなみにオオキンケイギクは各地で野生化しており、現在は特定外来生物に指定されて栽培は禁止されています。草丈は30〜90cm。開花期は5〜9月、鉢の市販期は6〜8月で苗は3〜4月頃です。画像は柔らかな黄花を多数つけるイトバハルシャギクの園芸品種(写真右下)です。
属名の「コレオプシス(Coreopsis)」は、ギリシア語の「coris(南京虫)」と「opsis(似る)」という意で、この花の実が南京虫に似ていることにちなみます。和名は「ハルシャギク(波斯菊・春車菊)」です。別名は「クジャクソウ(孔雀草)」、「ジャノメソウ(蛇の目草)」とも呼びます。また花姿が美しい金色の鳥を想像させることから「キンケイギク(金鶏菊)」とも呼ばれます。 |
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...........花の栽培.........
耐寒性、耐暑性ともに強く、日当たりと水はけがよい土であれば、丈夫な性質なのでやせ地でもよく育ちます。元肥えを施した場所に直まきし、株間を20〜25pに間引きます。
ポットまきにするなら本葉3〜4枚で植えつけます。施肥は元肥程度でよく、花がらをこまめに摘めば長い間花を楽しめます。多年草の品種は、春か秋に株分けをします。 |
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