〜 7月3日の花 ニコチアナ(花たばこ) 〜
花言葉 |
あなたがいれば寂しくない・ふれあい・秘密の恋・援助・保護・私は孤独が好き |
別名 |
ハナタバコ・ニコチアナアラタ・ジャスミンタバコ |
科・属名 |
ナス科・ニコチアナ(タバコ)属 |
原産地 |
ブラジル南部原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ニコチアナはブラジル南部原産の一年草・多年草で、日本には1584年にスペイン人によってもたらされたとされます。ニコチアナはタバコ属全体の名前で、約70種あります。一般に見られるのは「ニコチアナ・アラタ」という喫煙用ではなく観賞用に改良された種です。
葉は紡錘形で互生して粘毛をもち、花径2pほど、パステル調の白やクリーム・紅・ピンク・濃紅・黄・淡緑などの星形の小さな花を次から次へと咲かせます。小花は5〜10個付けて短い房のようになります。丈夫で暑さにも強いので栽培しやすく、主に花壇用の草花として利用され、群植するとボリュームのある花の群生が楽しめます。
どんな花とも調和するので寄せ植えのメインとして、矮性種はコンテナのアクセントカラーとして利用できます。草丈は本来1〜1.5mになりますが、鉢花としては20〜40cm。開花期は7〜10月で鉢の市販期は5〜6月、苗は6〜7月頃です。画像は「N・パヒュームブルー(写真左)」、「N・アバロン ブライトピンク(写真右中央)」、「N・ライムグリーン(写真右下)」です。
属名の「ニコチアナ(Nicotiana)」は、フランスにタバコを紹介したポルトガルの駐在領事の「ジャン ニコ(Jean Nicot)」の名前にちなみます。和名は「ハナタバコ(花煙草)」です。その名のとおりタバコの仲間で、日本では近年までタバコ専売法によって栽培を禁止されていましたが、観賞用として栽培されている品種です。
英名は「Flowering tobacco(フラワーリング タバコ)」、特に白花はとてもよい香りがするので「 jasmine tobacco(ジャスミン タバコ)」と呼ばれています。 |
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...........花の栽培.........
タネまきは4月が適期で、細かいタネはバーミキュライトに混ぜてまきます。苗が小さい場合は根付くまでは水切れさせないように注意をはらいます。暑さ寒さには強い植物ですが、特に暑さの厳しい地域では梅雨期に株が弱りますので、花つきが悪くなります。
日当たりと風通しのよいところで乾かしぎみに育てます。本葉が3〜4枚でポットなどに移植します。 |
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