〜 7月10日の花 イソトマ(ローレンティア) 〜
花言葉 |
優しい知らせ・強烈な誘惑・神聖なる思い出・猛毒・心を開く・親善 |
別名 |
ローレンティア(ラウレンティア)・ヒッポブロマ・アクシラリス |
科・属名 |
キキョウ科・イソトマ(ローレンティア)属 |
原産地 |
熱帯・オーストラリア原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
イソトマはオーストラリア原産の半耐寒性の一年草・多年草です。乾燥した温かい気候を好むので、夏の暑さにはとても強い反面寒さに弱く、自生地では多年草ですが、日本では2年目からは花つきが悪くなるので春まき一年草として扱うのが普通です。
葉はノコギリの刃のような切れ込みのあって細長く、縁にはギザギザがあります(写真右中央)。初夏から初冬まで長い花茎を伸ばし、花径4pほどの星形で青紫や紺青色・白・ピンクなどのさわやかな感じの花を次つぎと咲かせ続けます。花壇やコンテナの縁取り、寄せ植えでの前列やアプローチ沿いなどに最適で、ハンギングバスケットなどにも向いています。
イソトマは1990年代以降に急速に普及した植物で、学名が次々と変わっています。旧属名のヒッポプロマはラテン語で「馬が酔う」の意で、茎や根に刺激的なアルカイドを含む液があることによります。茎や根を切ると白汁が出て、この汁液に触れると人によってはかぶれることがありますので注意が必要です。草丈は20〜40cmで開花期は5〜10月頃です。
属名の「イソトマ(Isotoma)」はギリシャ語の「isos(等しい)」と「tome(分割)」という意で、それぞれの花弁が等しく分割されていることにちなみます。英名は「Rock
isotoma(ロック イソトマ)」です。別名は「ローレンティア、またはラウレンティア(Laurentia)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけのよい土に植え、過湿が苦手なので梅雨期は雨よけをします。肥料は生育のよい初夏と秋に、液肥を月に1〜2回与えます。タネまきでは初期成長が緩やかなので水切れをしないようにし、鉢植えはやや乾かしぎみの水やりにします。
寒さに弱く、冬は室内で5℃以上に保ちます。水やりは土の表面がよく乾いてから与えます。間伸びしたら切り戻し枝を出させます。 |
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