〜 7月13日の花 ハゲイトウ(雁来紅) 〜
花言葉 |
不老不死・気取り屋・絶望・見栄坊・情愛・粘り強さ |
別名 |
ガンライコウ・アマランサス |
科・属名 |
ヒユ科・アマランサス(ヒユ)属 |
原産地 |
熱帯アジア原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ハゲイトウは熱帯アジア原産の非耐寒性の一年草で、日本には中国経由で渡来しました。園芸品種も多く、花ではなく赤や黄などに色ずく葉を観賞する植物です。葉は夏の終わりから秋にかけて鮮やかになり、緑色をはじめ虹色や紅紫色、黄色やオレンジなど多彩で、華やいだ美しさを増します。
基本種は3〜4色で、上部が黄色、紅〜紅紫、緑とされ、葉形もよじれたものや幅広など変化に富んでいます。花は葉のつけ根に小さな球状の花を群生させますが目立ちません。花期も長い上丈夫で育てやすく、夏から秋の花壇を華やかに彩ります。草丈は30〜150cm。花期は7〜10月頃で鉢の市販期は9〜10月頃です。
属名の「アマランサス(Amaranthus)」はギリシャ語の「amaranthos(しおれない、花期が長い)」という意からとされ、種名は「tricolor(三色の)」という意で、秋が深まるにつれ葉色が3色に色づくからといわれます。
和名のハゲイトウは、葉がにわとりのトサカのように赤くなることや、同じヒユ科の鶏頭の種類で、花よりも葉が目立つので『ハゲイトウ「A・トリカラー」(葉鶏頭)』、また、秋に雁がやってくる頃に赤や黄色づくことから漢名の音読みで「ガンライコウ(雁来紅、雁来黄)」とも呼ばれます。
英名は「Tampara(タンパラ)」、または「Chinese spinach(チャイニーズ スピニチ)」、またこの花の赤い色を、ヨセフが着用した赤い儀礼服に見立て「Joseph's coat amaranthus(ヨセフズ コート アマランサス)」とも呼ばれます。フランスやイギリスでは「三色のケイトウ」、またなぜかフランスでは「Nun's Scourge(尼僧のたたり)」とも呼ばれるそうです。スペインではオウムの羽根の色に見立て「オウム」と呼ばれるそうです。 |
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...........花の栽培.........
日当たり水はけのよいころに、苦土石灰をまいて中和し、春になってから箱まきかポットまきにします。または5月になってから直まきにし、株間を40〜50pにし、5oほど覆土します。
本葉が出たら丈夫な苗を残し、間引き、水は表土が乾いたら与えます。多肥にすると葉の色が悪くなりますが、夏の西日に当たると色鮮やかになります。 |
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