〜 7月15日の花 ブーゲンビリア(筏蔓) 〜
花言葉 |
情熱・熱心・薄情・秘められた思い・私はあなたを信じます・あふれる魅力・熱狂 |
別名 |
イカダカズラ・ハナイカダカズラ・テリハイカダカズラ |
科・属名 |
オシロイバナ科・ブーゲンビリア(イカダカズラ)属 |
原産地 |
中央、南アメリカ原産 |
状態 |
つる性低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ブーゲンビリア(ブーゲンビレアとも)は、南アフリカ原産のつる性常緑低木で、南米に10種ほど分布しています。南国を思わせ、ひときわ明るく華やかな熱帯花木の代表格です。互生する葉は卵形または楕円形で、枝には鋭いトゲがあり、先のとがった葉の先端に3枚の苞を付けます。
花に見える部分は葉が変化したろう紙のような質感のかさかさした苞で、本当の花は苞の内側にある、淡紅や黄色の小さく見える突起した部分(写真右上)です。花は筒状で先端が5つに分かれ、1個の苞葉に1個ずつだかれています。最も代表的なのが深虹色で花つきがいい、ブッティアナ種の「ミセス・バット」です。今では多くの園芸品種が誕生し、白、紫、藤色、サーモンピンク、薄ピンク、2色のコンビネーションと多種多様です。
熱帯地方では10mにもなり、木に絡みついて花を咲かせます。日本でも霜が降りない温かい地方では垣根や庭木として利用され、温室内では一年中花を付けます。樹高は3〜5m、つるの長さは30〜200cm程。花期は5〜10月で鉢の市販期は3〜11月頃です。画像は「B・テンプルファイヤー(写真左)」、「B・ダブル レッド(写真右2番目)」、「B・プリティーピーチ(写真右3番目)」、「B・シャイニングスター(写真右下)」です。
属名の「ブーゲンビリア、またはブーゲンビレア(Bougainvillea)」は、1767〜1769年に、ルイ15世が未知の大陸発見のために派遣したフランスの調査艦が発見し、その艦長であった『ルイ・アントワーヌ・ブーガンビル「ブーゲンビル」(L.A.Bougainvlille)』を記念して名づけられました。和名は「イカダカズラ(筏蔓)」の名がつけられていますが、現在では属名がそのまま用いられています。別名は「テリハイカダカズラ(照葉筏蔓)」、「ココノエカズラ(九重葛)」です。
英名は「Bougainvillea(ブーゲンビリア)」、また紙細工のような花びらから「Paper flower(ペーパー・フラワー)」、あるいは 「Lesser bougainvillea(レッサー ブーゲンビリア)」と呼ばれます。 |
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...........花の栽培.........
年間を通してできるだけ直射日光に当て、水はけのよい土で育てます。ただし寒さには弱いので冬は室内に取り込みます。水やりは、春〜秋には土の表面が乾いたら与え、冬の間は乾きぎみに管理します。
新梢を充実させ、伸びたつるはあんどん支柱などに誘引して、込み合った部分や徒長枝は切り戻します。4〜5月と9月に化成肥料を月に1回施します。落下防止にSTS剤を利用すると防止できます。 |
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