〜 7月18日の花 デュランタ(針茉莉・台湾連翹) 〜
花言葉 |
あなたを見守る・独りよがり・歓迎・目をひく容姿 |
別名 |
ハリマツリ・タイワンレンギョウ・ジュランカズラ |
科・属名 |
クマツヅラ科・デュランタ(ハリマツリ)属 |
原産地 |
メキシコ・西インド諸島原産 |
状態 |
低木・高木 |
...........花のいわれ・特徴.........
デュランタ(またはドゥランタ)は熱帯アメリカ原産で、アメリカのフロリダ、キーウエスから西インド諸島、メキシコ、ブラジルまで分布している常緑高木または低木です。日本には明治中期に渡来しました。主に花を楽しむものと、観葉植物として楽しむものがあります。
自生地では2m以上の木となり、葉は柔らかな斑入り葉や黄金葉で、枝垂れた枝に、径約1.5cmの白や紫色の小さな花を初夏〜秋まで咲かせます。園芸品種が多く、トゲがあるものや羊毛のような毛が生えているもの、無毛のものなど形態もさまざまですが、多くは鉢植えで、花や花後にできる濃黄色が美しい果実(写真右2番目)を観賞し、果実は食用にもなります。
花径は約1.5pで花色は変化に富み、中でも「デュランタ・レペンス」の改良種で、縁を白く彩った青紫色の花をつける『D・タカラヅカ「タイワンレンギョウ」(写真右上・右下)』は美しく、多花性なので人気があります。また花よりも美しい淡緑色の葉をもつ「D・ライム」は、生育がよいとラベンダーブルーの花を咲かせます。
ほかにも葉に黄白色の斑が入った「D・バリエガタ」、白い花を咲かせる「D・アルバ」などがあります。強い光を好む植物なので沖縄などでは街路樹として利用され、また寒さにも強いので関東南部では戸外でも育ちます。樹高は30p〜3m。花期は4〜10月、鉢の市販期は4〜7月頃です。
属名の「デュランタ(Duranta)」は、ローマ法王の侍医であり植物学者でもある「デュランテス(C.Durantes)」の名前に由来します。和名は「タイワンレンギョウ(台湾連翹)」、また種類によってはトゲがあるので「ハリマツリ(針茉莉・玻璃茉莉)」とも呼ばれます。
英名は「Duranta(デュランタ)」、「Sky flower(スカイ フラワー)」、「Golden dew drop(ゴールデン デュー ドロップ)」です。 |
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...........花の栽培.........
鉢上を購入して育てます。水はけのよい肥沃地を好みますので、春から秋はできるだけ日当たりのよい場所に置き、液体肥料を与えます。高温から半日陰で生育しますが、夏の直射日光は強すぎるので遮光を必要とします。
冬越しは室内の日当たりのよいところに置きます。霜のおりない地域なら、マルチングなどを講じれば庭植えのままでも冬越しできます。 |
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