〜 7月26日の花 キバナコスモス(黄花秋桜) 〜
花言葉 |
野性美・幼い恋心 |
別名 |
キバナアキザクラ・オレンジコスモス・イエローコスモス・サニーコスモス |
科・属名 |
キク科・コスモス属 |
原産地 |
メキシコ原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
キバナコスモスはメキシコに原産する一年草で、日本には1910年頃に渡来したとされます。コスモスの近縁種で、コスモスより草丈が1mくらい低く、葉の幅が広く深い切れ込みがあります。夏に花径3〜5p程度の黄色・淡黄色・オレンジ色・朱色などの、野趣の強い半八重咲きの花を咲かせます。
花は縁に大きな花びらのある舌状花が並び、中心の筒状花が少し立ちあがっているのが特徴(写真右上)です。キバナコスモスもコスモス同様に早咲き種と秋咲き種があり、寒さに強い上暑さにも強く、盛夏でも元気に咲くので花の少ない夏の花壇に重宝されています。草丈は30〜120cm。主な開花期は6〜11月で苗の市販期は4〜9月頃です。
キバナコスモスはメキシコ原産ですが日本で品種改良が進み、念願の赤花品種「C・サンセット」が作出され、1966年のコンクール(最高の権威であるオールアメリカンセレクション)で金賞を獲得しています。日本ではこれ以後本格的に栽培されるようになり、ほかに草丈の低い「C・サニーゴールド」、「C・サニーオレンジ」、「C・サニーレッド」なども作出されました。
属名の「コスモス(Cosmos)」はギリシャ語の「kosmos(美、調和、飾り)」という意で、整った花姿からとされます。和名はコスモスの仲間で花色が黄色やオレンジ色しかなかったため「キバナコスモス(黄花秋桜)」と呼ばれています。漢名は「黄秋英(コウシュウエイ)」です。
英名は花の色から「Golden cosmos(ゴールデン コスモス)」、「Yellow cosmos(イエローコスモス)」、「Orange cosmos(オレンジ コスモス)」、「Sulfur cosmos(サルファー コスモス)」です。または「Sunny cosmos(サニー コスモス)」とも呼ばれます。 |
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...........花の栽培.........
発芽に20℃くらい必要なので、4月下旬に花壇やプランターに直まきします。とても丈夫で育てやすい植物なので、日当たりと水はけのよい場所であれば土質は選びません。水は表土が乾いたら与えます。タネを付けると次の花が咲きにくくなるので、こまめに花がら摘みをします。
また、肥料分が多いと茎や葉ばかりが生育し、倒伏しやすく開花も遅くなりますので、肥料は控えめにします。幼苗のときに摘芯するとわき芽もよく伸びます。 |
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