〜 7月29日の花 クレオメ(西洋風蝶草) 〜
花言葉 |
秘密のひととき・舞姫・あなたの容姿に酔う・幸福・思ったより悪くない・小さな愛 |
別名 |
セイヨウフウチョウソウ・スイチョウカ・スパイダーフラワー |
科・属名 |
フウチョウソウ科・クレオメ(フウチョウソウ)属 |
原産地 |
熱帯アメリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
クレオメは南アメリカやアフリカの熱帯〜温帯原産の非耐寒性一年草で、日本へはヨーロッパ経由で明治の初めころに渡来しました。茎は1mくらい、葉は掌状複葉で互生し、夏から初秋にかけて太い茎が伸びると、茎の上部にたくさんの花を付け、涼しさを演出してくれます。
付け根が急に細くなる花びら4枚と、雄しべが極端に長いのが特徴です(写真右中央)。花径3〜4p、色はピンクや白で、一輪の花は小さいけれど蝶が乱舞するように次々と花を咲かせます。株全体が触るとネバネバします。花後すぐに果実が実り、熟すと割れて種子をはじき飛ばします。一般にクレオメというと「セイヨウフウチョウソウ」を指すようです。
花は夕方から開きはじめ翌日の昼ころにはしおれますが、広めのスペースに群植すれば次々と開花するので花の少ない夏の花壇に向きます。また草丈が80p以上と高いので、寄せ植えの中心として利用できます。長い果実は花後にすぐみのるので、つぼみ・花・果実がいっしょに楽しめます。草丈は80〜100cm。花期は7〜10月、鉢と苗の市販期は7月頃です。
属名の「クレオメ(Cleome)」は、ギリシャ語の「kleio(閉じる)」という意に由来します。和名は4弁の花から長い雄しべが伸びた独特の花姿は、ピンクや白の蝶が風の中で群がっているいるように見えるため「フウチョウソウ(風蝶草)」、または「セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)」です。
別名は「スイチョウカ(酔蝶花)」、「クレオメソウ」とも呼ばれます。漢名は「白花菜」です。発想は同じでも英名は、花を蝶ではなく、足の長い蜘蛛にたとえて「Spider flower(スパイダーフラワー)」といいます。 |
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...........花の栽培.........
鉢や花つき苗を求め、日当たりと水はけのよい用土に植えつけます。暑さには非常に強いのですが、過湿に弱いので水やりは乾燥ぎみにし、生育中は緩効性化成肥料を施します。
タネまきはポットまきか直まきし、株間は30p間隔で間引きます。こぼれタネからもたくさん発芽する丈夫な花です。 |
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