〜 7月30日の花 サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア) 〜
花言葉 |
尊敬・知恵・情熱・家庭の徳・すべてよし・貞節・永遠にあなたのもの |
別名 |
ブルーサルビア・ケショウサルビア |
科・属名 |
シソ科・サルビア属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
サルビアファリナセアは北アメリカテキサス州〜メキシコ、ブラジル原産の一年草で、日本に輸入されたのは昭和の初め頃とされます。サルビアは非常に種類が多く、700種以上あるといわれています。
主に園芸用として利用されるのは南北両アメリカ大陸に分布している種をもとに作りだされた品種群で、その1種であるのが「サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)」です。葉の長さは5〜7cmの長楕円形で、花茎はよく分枝し、小さな花が多数集まって30〜40cmの長い花序をつくります。
別名ブルーサルビアと呼ばれるように花や花軸も萼も青紫に染まり、夏から秋にかけて涼しげな花を咲かせます。2つに分かれた花びらの下側には白い模様(写真右3番目)があり、独特な花色が美しく、花軸や葉の裏は白い綿毛があるので、銀白色を帯びて花を引き立てます。
花つきのよい花穂は開花期が長く、初夏から晩秋花壇の配色材料やコンテナガーデンのアクセントにも欠かせません。また切り花としてもよく利用されます。ほかに、萼も花軸も白くなった白花「ファリナセア・シリウス(写真右2番目)」もあります。草丈は30〜60p。開花期は6〜10月で苗の市販期は3〜10月頃です。
属名の「サルビア(Salvia)」はラテン語の「salveo(安全・治療する)」を意味し、健康増進の薬効があることによります。別名は、花が鮮やかな青紫色で茎や萼が白く粉を帯びる様子から「ケショウサルビア(化粧サルビア)」と呼ばれます。日本では「ブルーサルビア」と呼ばれていますが、英名は「Blue sage(ブルー セージ)」、または「Mealy-cup sage(ミーリーカップ セージ)」です。
ちなみにハーブとして親しまれているセージはサルビアの仲間で、葉や茎に独特の香りをもち「薬用サルビア」と呼ばれています。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけのよい場所を選び、腐葉土や堆肥などをすき込んで苗を植えます。ファリセリナのような一年草は多めに箱まきし、本葉2〜4枚で移植します。水は土の表面が乾いたら1度にたっぷりと与え、生育期間中は緩効性化成肥料や液体肥料を追肥します。
花が終わったら早めに花茎ごと切り取ると、わき芽が出て次々と花が咲き続けます。 |
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