〜 7月31日の花 ルドベキア(粗毛反魂草・大反魂草) 〜
花言葉 |
正義・公平・あなたを見つめる・立派な・強い精神力・正しい選択 |
別名 |
アラゲハンゴンソウ・ハナガサギク・マツカサギク・オオハンコンソウ・コーンフラワー |
科・属名 |
キク科・ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ルドベキアは北アメリカ原産の一年草または多年草で、約30種が分布し、日本には明治中期に渡来しました。園芸上、主に利用するのは多年草の「オオハンゴンソウ」と一年草の「アラゲハンゴンソウ」です。
『オオハンゴンソウ「R.ラキニアタ」(写真右3番目)』は花径6〜10p、辺花は黄色で中心花は緑・または褐色で、芯が大きく盛り上がってヒマワリに似た花を咲かせます。一重咲きや八重咲き「ハナガサギク(写真右上)」、また園芸品種に「ゴールドクエル」などがあります。非常に繁殖力が旺盛で各地で野生化し、線路沿いや河川敷などでよく見かけられます。
『アラゲハンゴンソウ「R.ヒルタ」(写真右2番目)』は長楕円形の葉で茎葉には粗毛があります。花径は20cmと大きく、辺花が黄色や橙、中心花が暗褐色または黒で、鮮やかなコントラストがとても美しい花です。ヒルタの改良品種「R・ニチダ」は卵形、「グロリオサ デージー(写真左)」は基部が紫紅色を帯び、最も美しいとされます。他に、披針形の葉で花は径6〜8cmで芯が盛り上がり、心花は緑で辺花が黄色革質で、多くは切り花として利用されます。また3cmほどのやや小輪の「R・トリロバ’タカオ’(写真上段の左と右下)」も出回っています。
ルドベキアは切り花や鉢植えはもちろん、花壇などでも群植や寄せ植えのアクセントカラーとして人気があります。草丈は30〜200p、花期は7〜10月頃で鉢の市販期は5〜8月、種子は2〜5月・8〜10月頃です。
属名の「ルドベキア(Rudbeckia)」は、スウェーデンの植物学者「O.Rudbeck(オロフ・ルドベック)」にちなんでつけられました。和名は「アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草・荒毛反魂草)」、「オオハンゴンソウ(大反魂草)」で、「マツカサギク(松笠菊)」「ハナガサギク(花笠菊)」などとも呼ばれています。英名は頭花の芯が円錐状となり、トウモロコシの穂に似るので「Cone flower(コーンフ ラワー)」です。 |
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...........花の栽培.........
暑さ寒さに強く、水はけのよい土であれば、特に土質は選びません。一年草種は4月中旬〜5月、多年草種は5〜6月にポットまきし、覆土をして発芽させ春に定植します。
水切れをおこすと葉が傷むので、土がかたくなる前に水やりします。肥料は控えめにしないと、葉ばかり繁り軟弱に生育してしまうのでほどほどに。花後に花茎を切り戻すと二番花が楽しめます。 |
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