〜 8月2日の花 カンナ(花かんな) 〜
花言葉 |
情熱・堅実な未来・永遠・妄想・熱い思い・若い恋人同士のように快活・上機嫌 |
別名 |
ハナカンナ・ダンドク・カンナ リリー |
科・属名 |
カンナ科・カンナ(ダンドク)属 |
原産地 |
中南米・熱帯アジア原産 |
状態 |
多年草(球根植物) |
...........花のいわれ・特徴.........
カンナは中南米、熱帯アジア原産の1科1属の根茎を発達させる球根植物で、現在は約20種の原種が認められています。アメリカ大陸発見後ヨーロッパには様々な植物が伝わり、カンナもそのうちの一つと考えられ、多くの園芸品種が作出され、その名前だけでも2800にも達したとされます。
日本にも江戸時代前期に原種の1つである「カンナ・インディカ」がダンドクの名で渡来しました。一般に出回っている園芸品種は高さ1〜2.5mくらいの高性種と、50〜70pほどの矮性種があります。夏から秋にかけて開花し、花は3枚の萼片と3枚の花弁から成り立っていますが、大きな花びらは雄しべや雌しべが変化したもので、この後ろに隠れている小さな3枚が実際の花びらです。
色はポピュラーな赤や黄のほか、ピンク・オレンジ・白・レモンイエローおよび、斑入りや覆輪などがあります。花だけでなく、葉は肉厚の大きな紡錘形で互生し、赤や青紫や、銅葉「カーディナル(写真右下)」、また白、黄色の線「ハンコック(写真左)」が入る観葉カンナなど、カラフルな葉が特徴の品種もあります。
暑さと湿気に強く、日本の気候にとてもよく合い、育ちながら新しい花芽を作り、夏から秋にかけて長期間花を咲かせる夏の代表的な植物です。草丈は50〜250cm。開花期は7〜10月で鉢の市販期は4〜9月頃です。画像は「イソガハマ(写真右上)」、「アメリカン レッド クロス(写真右2番目)」、「バター カップ(写真右3番目)」です。
属名の「カンナ(Canna)」はケルト語の「杖・脚」(別説では「葦」)を意味し、カンナの茎が管状になっていることから、あるいはギリシャ語の「Kanna(葉)に由来するともいわれます。現在栽培されている多くは交配種で、原種と区別するため別名は「ハナカンナ(花かんな)」と呼び、あるいは「オランダダンドク(阿蘭陀檀特、漢名では曇華)」と呼ばれます。
英名は「Canna(カンナ)」、「Common garden canna(コモン ガーデン カンナ)」、または「Canna lily(カンナ リリー」、「Indian shot(インディアン ショット)」です。 |
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...........花の栽培.........
非常に丈夫な植物で、日当たりと水はけがよければ土質を選びません。元肥を施したら深植えにしないように球根を植えます。生育期間中は緩効性化成肥料を与え、水切れに注意します。
暖地では冬越しが可能ですが、寒地では霜が降りる前に球根を掘り上げます。掘り上げた球根は、初夏の植えつけ前に芽をいくつかつけて分球すると殖やせます。 |
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