〜 8月4日の花 トレニア(夏菫) 〜
花言葉 |
温和・可憐・魅力的なあなた・愛敬・控えめな美点・ひらめき・可憐な欲望 |
別名 |
ハナウリクサ・ナツスミレ・ツルウリクサ |
科・属名 |
ゴマノハグサ科・トレニア(ツルウリクサ)属 |
原産地 |
熱帯アジア・アフリカ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
トレニアは東南アジア、アフリカ原産の多年草です。熱帯原産のため暑さに強く寒さに弱いため、日本では春まき秋咲きの一年草として扱います。非常に丈夫で夏の高温多湿も全く苦にせず、初夏から秋まで旺盛に生育します。
トレニアの仲間は約40種あり、横に広がるタイプの「T・アイロニー」、交配種の「T・サマーウェーブ」などがあります。一般にトレニアと呼ばれているのは一年草の「トレニア・フルニエリ」です。花はトランペット形の淡紫と濃紫色の2色づかいで、下唇の基部に濃黄色の斑点があり、この花特有の唇の形に似た愛らしい花を咲かせます。
雌しべの先端は2つに分かれ、そこに触れると閉じてしまう変わった性質があります。色はほかにも白とピンク、白と青紫などの2色づかいがあります。トレニアは冬には枯れますがこぼれダネで殖え、一度植えれば手間いらずです。画像は「T・バイオレット ムーン(写真右2番目)」、「T・イエロー ムーン(写真右3番目)」、「T・クラウン レモン ドロップ(写真右下)」です。
丈の高いものや低いタイプのもの、ほふくタイプのものがあり、地面に近いところからよく分枝してこんもりと繁るので、吊り鉢やハンギングバスケットに、花壇や寄せ植えなどによく利用されます。また最近ではエディブルフラワーとしてサラダなどに入れて食用にされることあります。草丈は20〜30p。開花期は4〜10月で鉢の市販期は4〜10月頃です。
属名の「トレニア(Torenia)」は、スェーデンの東インド会社に派遣されていた牧師「O.Toren(トレン)」の名前にちなんだものです。和名は「ハナウリクサ(花瓜草)」、夏に咲いてスミレに似ているため「ナツスミレ(夏菫)」、または「ツルウリクサ(蔓瓜草)」とも呼ばれます。英名は「Torenia(トレニア)」、または「Wishbone flower(ウィッシュボーン フラワー)」、「Blue wings(ブルー ウィングス)」です。 |
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...........花の栽培.........
低温の心配がなくなってからタネまきするか、ポット苗を植えます。新芽が7〜8pに伸びたころに、先端から2節目くらいのところを摘み切ると、花つきがよくなります。
乾燥を嫌いますので、表土が乾いたら早めに水やりをし、液体肥料も適宜施します。生育が旺盛なので、水と肥料が不足すると花つきが悪くなります。 |
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