〜 8月9日の花 ストレプトカーパス(牛の舌・姫桐草) 〜
花言葉 |
真実・このささやきに耳を傾けて・信頼に応える・主張 |
別名 |
ウシノシタ・ヒメギリソウ |
科・属名 |
イワタバコ科・ストレプトカーパス属 |
原産地 |
南アフリカ・アジア原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ストレプトカーパスは、熱帯・南アフリカ・マダガスカルに約130種が分布している多年草です。100年以上前からヨーロッパで栽培され、多くの品種が作成されています。セントポーリアと同じイワタバコ科に属し、ラッパ形で色とりどりの花を咲かせるレキシー系と、花や葉が小さいサクソラム系があります。
緑の明るい葉は牛の舌状で、葉の間から10pほどの花茎を数本伸ばし、基部が管状で5つに分かれた花弁の下側を大きく突き出して、スミレによく似た大輪の花を横向きに咲かせます。ほかにも多花性の中輪種、小輪種などがあります。花色は青紫や白・ピンク・紫・青・赤など多彩です。
四季咲き性なので室内栽培に適しています。草丈は20〜30cm。主な開花期は5〜6月と10〜11月、鉢の市販期は5〜10月頃です。画像は「S・ルネッサンス(写真左)」、「S・ソネット(写真右上)」、「S・ミルキー ウェイ(写真右2番目)」、「S・レッドタイフーン(写真右3番目)」です。
属名の「ストレプトカーパス(Streptocarpus)」は、ラテン語の「storeptos(らせん状)」と「carpus、karpus(さや、果実)」で、さや状の実がねじれたようになって、このらせん状(ねじれ)によって種子をはじき飛ばす性質をもつことから名づけられたとされます。
和名は、この葉が牛の舌のようなので(写真右3番目)『ウシノシタ「牛の舌」(ストレプトカーパス・ウェンドランディー)』です。また、花がキリに似ていることから『ヒメギリソウ「姫桐草」(ストレプトカーパス・レキシー)』と呼ばれます。英名は「Streptocarpus(ストレプトカーパス)」、「Cape primrose(ケープ プリムローズ)」です。 |
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...........花の栽培.........
直射日光に弱いので、冬は室内の明るい窓辺に置き、管理します。植えつけ時に緩効性化成肥料を施し、生長期の春と秋には月に2回ほど液体肥料を与えます。過湿に弱いので、冬から春にかけては乾燥ぎみに育てます。花後はまめに花がら摘みを行うと、次々と花が咲きます。
大きな葉を切ってバーミキュライトなどに挿すと、切り口から発芽しますので簡単に増やせます。植え替えは5月頃で、開花期は6月〜10月です。 |
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