〜 8月16日の花 アジアンタム(蓬莱羊歯) 〜
花言葉 |
繊細・上機嫌・天真爛漫・無垢・楽しい会話 |
別名 |
ホウライシダ・クジャクシダ・カラクサホウライシダ・コバホウライシダ |
科・属名 |
ワラビ(イノモトソウ)科・アジアンタム(ホウライシダ・クジャクシダ)属 |
原産地 |
世界の熱帯〜亜熱帯原産 |
状態 |
シダ類 |
...........花のいわれ・特徴.........
アジアンタムは主にブラジルなどの熱帯アメリカ原産の常緑の観葉シダ植物です。分類学上はイノモトソウ科のクジャクシダ属の植物で、約200種が知られています。日本では本州中部や九州地域に鳥足状の葉を持つ「クジャクシダ(写真右上)」や、「ハコネシダ(写真右中央)」、「ホウライシダ(写真左・右下)」などが自生しています。
茎は黒くつややかで、葉は薄くて鮮緑色の扇形の小葉が多く付き、ふんわりした柔らかな葉色が人気の植物です。多く出回るものとしては「A・カピルス ウェネリス(ホウライシダ)」や「A・ラディアヌム(コバホウライシダ)」、「A・テネルム」などの園芸品種です。
観葉植物として栽培され、涼しげで繊細な草姿から用途も広く庭植えやアレンジに、また鉢植えとしてもどのような場所にも似合います。また結婚式の花束としても用いられます。ただ乾燥に大変弱いため切り葉としての流通はありません。草丈は20〜40p。出回り時期は周年です。画像は「A・ アエトピカム(写真上段右)」です。
属名の「アジアンタム(Adiantum)」は、ギリシャ語の『adianthos「アジアントス」(濡れない、乾いた)』の意で、この植物の葉が水をはじく性質によるとされます。和名は「ホウライシダ(蓬莱羊歯)」、『カラクサホウライシダ「唐草蓬莱羊歯」(写真左)』、「コバホウライシダ(小葉蓬莱羊歯)」と呼ばれ、または羽を広げた孔雀の姿に似るため「クジャクシダ(孔雀羊歯)」とも呼ばれます。
ハコネシダは細くて黒い茎からの連想から「乙女の髪、ビーナスの髪」とも呼ばれます。英名は「Maidenhair fern(メイドゥンヘア ファーン)」です。
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...........花の栽培.........
室内の明るい場所で管理し、ときどき葉に霧吹きをして湿り気を与えます。ただ夏に葉水を与えると蒸れて枯れてしまうので、夏場は鉢土にたっぷりと灌水して湿度を補い、葉水は秋から春に与えます。
肥料は、春〜秋に液体肥料を月3回程度施します。株分けは春から秋に行い、5茎以上をひと株にして用土に植え、明るい日陰で管理します。 |
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