〜 8月18日の花 ブルーベリー(沼酢の木) 〜
花言葉 |
知性・信頼・思いやり・実りのある人生・幼い恋 |
別名 |
ヌマスグリ・アメリカスノキ・ヌマスノキ |
科・属名 |
ツツジ科・スノキ(ウァッキニウム)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
落葉低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ブルーベリーは北アメリカ原産で、コケモモ属の落葉性低木の総称です。日本には1951年に渡来し、主にジャムなどの加工用として扱われていました。果樹の中ではもっとも寒さに強い低木で、90年代になってから日本の風土に合った品種も増えてきました。
大きく分けると、暑さに強いので暖地にも植えられる、高さ1.5〜6mのラビットアイ系と、寒地の酸性土を好み、紅葉も美しい高さ1〜3mのハイブッシュ系とがあります。家庭向きには土質を選ばず乾燥に強く、果実の甘さも強いという両者のよいところを取ったハイブリット系がおすすめです。ただ自家結実性がないので、同系統の異なる2品種を植える必要があります。ブルーベリーの育て方はこちらに掲載しています。
春に鐘状で淡紅色や白のスズランに似た花(写真右上)を咲かせます。夏に1.5cmほどの実が熟すと、白粉を帯びた紫青または黒(写真右3番目)になり、秋には美しい紅葉(写真右下)も楽しめます。甘酸っぱい実は生食のほか、ジャムやジュース、お菓子に、またアイスクリームやケーキの彩りに、あるいは料理用のソースなどに用いられます。
果実は色素であるアントシアニンが豊富に含まれ、眼性疲労を和らげ、また近年、視力回復に効果があることが分かり、マスコミにも取り上げられ、にわかに注目されて人気も高くなっています。観賞期はほぼ周年で、主な開花期は4〜5月で鉢の市販期は5〜8月、収穫期は6〜9月頃です。
属名の『ウァッキニウム「バッシニウムとも」(Vaccinium)』は、ラテン語の「vaccinium(牝牛の)」が語源とされます。名前は、実が熟すときれいな青になることから英名の「ブルーベリー(blue
berry)」と呼ばれています。別名は「ヌマスグリ(沼酸塊)」や「ヌマスノキ(沼酢の木)」、または「アメリカ酢の木」です。 |
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...........花の栽培.........
12月〜2月に、日当たり風通しのよい場所で、水はけ水もちのよい肥沃な土が理想です。植え穴を掘った土にピートモスや鹿沼土を混ぜ、浅めに植えつけますが、実がなりやすくするには、違う品種と組み合わせて植えると受粉しやすくなります。
乾燥から守るため、根元にもピートモスを施しマルチングをします。1〜2月と8月の2回、リン酸分の多い粒状化成肥料を株元にばらまきます。1月中旬〜2月中旬に、古枝を地ぎわから切り取り、新枝に更新し、ヒコバエも早めに取り除きます。 |
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