〜 8月20日の花 エキナセア(紫馬簾菊) 〜
花言葉 |
優しさ・深い愛 |
別名 |
ムラサキバレンギク・ムラサキセイヨウギク・パープルコーンフラワー |
科・属名 |
キク科・エキナセア(ムラサキバレンギク)属 |
原産地 |
北アメリカ東部原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
エキナセア(またはエキナケア)は北アメリカ東部原産の耐寒性多年草です。大きな葉は互生し、茎の先にルドベキアに似た、径10pほどの花を一つけます。筒状の心花のまわりを舌状花が取り囲み、花が咲き進むにつれて中央の紫褐色の筒状花が盛り上がり、花弁のような紫桃色(または白)の舌状花が垂れ下がります。
披針形の葉が根元と茎に付き、色は赤や赤紫・ピンク・黄・白・オレンジなどで、初夏から秋まで咲き続けます。赤紫や紫の花色が美しいので、ルドベキアなどの黄花と混植すると華やかになります。心花が盛り上がる独特の花形はボーダーのアクセントに、またドライフラワーにも向きます。花弁が落ちたクリのイガ状の頭花も切り花として利用されます。
またエキナセアはハーブとしても用いられています。根茎には免疫強化や殺菌消毒などの効果があり、病気に対する抵抗力を高める作用があるといわれています。採取した花は日陰で乾燥させてリースやポプリに利用します。草丈は60〜100p。花期は7〜10月で鉢の市販期は8〜9頃です。画像は「エキナセア・プルプレア(ムラサキバレンギク)」です。
属名の「エキナセア、またはエキナケア(Echinacea)」は、ギリシア語の『echinos「エキノース(ハリネズミ)」』に由来し、一つひとつの筒状花の先に、尖った鱗片が棘のようについている様子(写真右下)からといわれます。
和名は、飾りとして紐状のものを垂れ下げた纏(まとい)と中心が版画に使うバレンの形が、この花の下向きに咲く形状が似ていることから、「ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)」といいます。別名は「ムラサキセイヨウギク(紫西洋菊)」。英名も花姿から「Purple coneflower(パープル コーン フラワー)」です。 |
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...........花の栽培.........
水はけのよい肥沃な土に苗を植えます。暑さ寒さに強く、病気にも強く丈夫なので、日当たりがよければ4〜5年は開花を楽しめます。
湿り気が多すぎると根腐れを起こしやすいので、乾燥気味に育てます。春か秋に、あまり小さく分けずに、2〜3株にほどに株分けをします。 |
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