〜 8月26日の花 カラジウム(錦芋) 〜
花言葉 |
喜び・爽やかさ・わかち合い・歓喜 |
別名 |
ハイモ・ニシキイモ・ハニシキ |
科・属名 |
サトイモ科・カラジウム属 |
原産地 |
熱帯アメリカ原産 |
状態 |
塊茎性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
カラジウムは熱帯アメリカ原産で、主にブラジルやギアナのアマゾン流域に自生する非耐寒性球根植物です。その球根植物の中でもっとも普及しているカラーリーフで、地下に塊茎があり、その塊茎から長い葉柄をもった大葉を出し、葉色は非常に多彩です。
花はカラーに似ていますが花弁が薄く観賞価値はありません。観賞するのは矢尻形の大きな葉にカラフルな斑模様が入る、この葉色が多彩な大葉です。日本には1887年に渡来し、園芸的に栽培されるのは、アマゾン地方原産のニシキイモを中心に改良された品種です。
最もポピュラーなのは、葉がサトイモに似て卵形の大葉が美しく、白地に緑の葉脈が入って涼しげな「C・キャンディダム(写真右3番目)」です。また緑地に赤桃色や白の斑入り「C・ローズバッド(写真右2番目)」、明桃色の葉に葉脈が桃赤色などがあり、色によっては印象がガラッと変わる妙があります。他に白や銀色、網目模様などあらゆる配色が揃い、目を見張るほど美しく、夏の観葉植物として鉢に仕立てられています。
カラジウムは夏の酷暑には平気でも寒さには全く弱く、冬には葉や茎が枯れてしまいますが、乾燥させた土で10°C以上を保って休眠させれば、春には再び芽を出します。草丈は10〜60cm。観賞期は5〜9月頃で鉢の市販期は5〜8月頃です。
属名の「caladium(カラジウム、カラディウムとも)はギリシャ語の「kaladion(カップ、盃)」に由来し、葉の形状からという説と、西インドの俗名「kelady」にちなむ、という説があります。和名は「ニシキイモ(錦芋)」、または「ハニシキ(葉錦)」などと呼ばれます。別名は「ハイモ(葉芋)」。
英名は「Heart-of-Jesus(ハート オブ ジーザス)」、「Common caladium(コモン カラジウム)」、「Angel-wings(エンジェル ウイングス)」です。 |
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...........花の栽培.........
低温を嫌う球根植物ですが、10℃で乾燥させることで容易に越冬させることができます。寒さに弱いので、早植えしたり秋遅くまで戸外に置くと、腐りますので注意が必要です。鉢植えは4〜5号鉢に1〜3球ほどで、深さは3pくらいです。
一般的には、4〜5月に湿らせたバーミキュライト、または砂の上で発芽させ、鉢に植えこみます。水やりは表土が乾いたら与えます。日陰でも育ちますが、日なたの方が葉色が冴えます。 |
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