〜 9月2日の花 ルリマツリ(瑠璃茉莉) 〜
花言葉 |
ひそかな情熱・同情・いつも明るい |
別名 |
プルンバーゴ・アオマツリ |
科・属名 |
イソマツ科・プルンバゴ(ルリマツリ)属 |
原産地 |
南アフリカ原産 |
状態 |
つる性常緑小低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
ルリマツリは南アフリカ原産のつる性の半耐寒性〜非耐寒性常緑低木です。半つる性状に伸びる細い茎を旺盛に繁らせ、夏の炎天下にも負けずよく枝分かれして、涼しげで爽やかな青い花を咲かせます。
葉は4〜7pほどの長楕円形で互生し、花は筒形で花径は約2.5p、先が5つに分かれて平らに開き、白またはごく淡い青紫や紫色のジャスミンに似た花が咲きます。花の下にある萼片には尖った腺があり、粘ついているのが特徴です。花の寿命は約一週間と短いのですが、初夏から秋にかけてと花期は長く、ときには初霜の頃まで咲くこともあります。
暑さにもめげず次々と花を咲かせ、横に這うように伸びるので夏のハンギングバスケットに適しています。ただほかの熱帯植物に比べると暑さには比較的強く性質は丈夫ですが、やはり寒さには弱いため鉢花として観賞するか、一年草扱いで花壇で使用します。また暖地以外の冬越しは難しく、温暖化した都市部、または関東以西の暖地などで庭植えなどでは利用できます。樹高は30〜150cm。開花期は7〜10月頃で鉢の市販期は6〜9月頃です。
属名の「プルンバーゴ、またはプルンバゴ(Pulumbago)」はラテン語の「plumbum(鉛)」で、この花が鉛の解毒作用を持つことからとされます。ちなみにアフリカではこの花を民間薬として、頭痛や浮腫、傷の手当てなどに使用しているそうです。
和名の「ルリマツリ(瑠璃茉莉)」は、瑠璃色で花姿がジャスミンの仲間「マツリカ」に似ているところからの命名です。別名は「アオマツリ(青茉莉)」です。また属名から「プルンバーゴ、プルンバゴ」とも呼ばれます。英名は「Cape plumbago(ケープ プルンバーゴ)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりがよい場所を好みますが半日陰でも育ちます。過湿に弱いので土は水はけのよいものを用い、5月頃から10月下旬までの間は、緩効性肥料を2ヵ月に1回の割合で株の周りに施します。
水は土の表面が乾いてから、夏の高温期は毎日与え、幼苗のときはやや乾かし気味にします。花が一段落した頃に切り戻すと、再び新芽が出て花を咲かせます。早春にすべての枝を切り詰めると、こんもりと形よく仕立てることができます。 |
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