〜 9月6日の花 バーベナ(美女桜) 〜
花言葉 |
私のために祈ってください(白)・家族との融和(ピンク)・一致団結(赤)・迷信(紫)・魔力・柔和・魅了する・勤勉 |
別名 |
ビジョザクラ・ハナガサ・サクラシバ |
科・属名 |
クマツヅラ科・バーベナ属 |
原産地 |
アメリカ・アジア・ヨーロッパ原産 |
状態 |
一年草・多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
バーベナはアメリカ・アジア・ヨーロッパ原産の一年草・多年草です。その大部分は南米原産の数種を原産とする交雑種で、およそ200種あり、日本には大正初期に渡来しています。
バーベナは挿し芽で殖やす多年草とタネから育てる一年性種があり、両者ともに立ち性とほふく性があります。種から育てる1〜2年草のものはカラフルで美しく、多年生のものは花期が長く、休みなく花を付けます。草丈は10〜60cm。花期は3〜10月頃、鉢の市販期は3〜6月で苗は2〜5月頃です
一年性種(写真左・右3番目)は茎先が立ち上がるものが多く、サクラに似た小さな花が茎の先に集まり、花序の中心はつぼみで、周りに花が輪に連なり深紅・ピンク・白・紫などの明るいカラフルな花を咲かせます。春から秋まで咲き続け、夏の暑さにも負けない強健な性質からコンテナ・花壇・プランターなどに広く利用されています。
多年性種(写真右上・右下)は「宿根バーベナ」と呼ばれ、長い茎が横に這って伸びるタイプです。以前は「V・リギタ」や「V・ボナリエンシス」でしたが、現在は新品種の、暑さや寒さに強い花つき抜群の「花手毬」や「V・タピアン」、「V・レインボーカーペット」などといった花色豊富な園芸品種に人気があり、グランウンドカバーや鉢植えとして使用されています。
属名の「バーベナ(Verbena)」はヘブライ語の「herbabpna(よい植物)」で、宗教上において神聖な花という意からの語源とされていますが、はっきりしていません。
昔から宗教や魔法と関係のある植物といわれています。ちなみにローマ時代にはジュピターの祭壇を飾るために用いられたり、ケルト語では「魔女の薬草」と呼ばれ、僧は魔法や薬用に使用していたとされます。
名前は、一年草の品種は華やかでサクラに似た花から「ビジョザクラ(美女桜)」です。別名は「ハナガサ(花笠)」、「サクラシバ(桜芝)」などと呼ばれます。英名は「ガーデン バーベナ(Garden verbena)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと風通しのよい場所で、緩効性肥料を2ヵ月に1回株の周りに施します。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、高温乾燥時のハダニに注意し、またウドンコ病やアブラムシの発生には早めに対処します。
花つきが悪くなったら、半分程度に切り戻します。地面が凍らない場所なら戸外で越冬でき、6月頃の挿し芽と、春から初夏にかけて株分けができます。 |
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