〜 9月10日の花 ユウゼンギク(友禅菊) 〜
花言葉 |
恋の思い出・老いても元気で・深い愛・後知恵 |
別名 |
ニューヨークアスター・メリケンコギク・ユウゼンノギク・ミケルマスデージー・シノノメギク |
科・属名 |
キク科・アスター(シオン)属 |
原産地 |
北アメリカ原産 |
状態 |
宿根多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
ユウゼンギクは北アメリカ原産ですが、もともとはカナダやニューファンドランド島やその周辺に自生していた耐寒性多年草です。日本には明治時代の中頃に輸入されました。
アスター属は世界に約500種が自生していますが、宿根アスターとして園芸的に利用されているのは北米産の数種とその園芸種で、ユウゼンギクはクジャクソウやシオンなどの仲間です。
本種「A・ノウィーベルギー(友禅菊)」は、葉が披針形または線状披針形で、茎は直立して上部で散房状に分枝します。晩夏から秋にかけて花径2.5〜4pの頭花を多数付け、紅・ピンク・紫・藤青色・白、また一重・半八重・八重咲きなどの多彩な花を咲かせます。花色の豊富さと性質が強健であることから花壇や鉢植え、切り花、花束など、多岐にわたって利用されています。また品種交配の親として、多くのキク科の園芸品種を生み出してきました。草丈50〜180p。主な開花期は9〜11月頃。苗の市販期は春、鉢は9〜10月頃です。
属名の「アスター(Aster)」はギリシャ語の「aster(星形の)」という意味で、一つひとつの花を星の形に見立てた花形に由来します。和名は色鮮やかに染める友禅染のごとくあでやかに咲く様子から「ユウゼンギク(友禅菊)」です。またアメリカから来た小菊なので「メリケンコギク」とも呼ばれます。
英名は「New York aster(ニューヨークアスター)」、または、聖ミカエル祭(9月29日)の頃に咲くので「 Michaelmas daisy(ミカエルマス デージー、ミケルマスデージー)」です。花言葉の「後知恵」は、他の花が少なくなった頃に咲かせることからとされます。 |
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...........花の栽培.........
有機質に富んだ日当たり、通風のよい場所に植えつけます。水は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、3月と9月下旬に緩効性肥料を株元に施します。梅雨時は長雨の当てないように軒下で管理し、花が咲き終わったら花茎の根元から切り取ります。
春に大きくなった株を一回り大きな鉢に植え替えます。鉢植えは1年に1回、花壇でも2年に1回は株を分けて植え替えます。 |
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