〜 9月24日の花 ジャイアントデプラ(マンデビラ) 〜
花言葉 |
情熱・固い友情・危険な恋・はなやかな魅力 |
別名 |
マンデビラ・ディプラデニア・チリソケイ・チリ ジャスミン |
科・属名 |
キョウチクトウ科・マンデビラ(チリソケイ)属 |
原産地 |
メキシコ・アルゼンチン原産 |
状態 |
非耐寒性常緑つる性 |
...........花のいわれ・特徴.........
ジャイアントデプラ(マンデビラ)はメキシコ・アルゼンチン原産の非耐寒性常緑つる性木本です。夏の人気の鉢花で、旧属名のディプラデニアで流通しています。マンデビラ属は品種改良が進んで多くの園芸品種ありますがそれぞれよく似ています。
原種は115種ほどで、栽培されているのはサンデリーの系統と、種間交雑種のアモエナによる品種群です。葉は楕円形で光沢がある緑の葉をもち、シワがあります。花は6月ころに咲きはじめ、花茎を伸ばしながらその先端に次々とツボミを付け、5枚の花びらが少しづつ重なってスクリュー形をした大輪の花を咲かせます。最近は花色が豊富になり、淡桃や濃ピンク、赤、黄、白などがあります。
最も多く出回っているのは、花色がピンクで開花するに従い美しい濃いピンク色に変化する「M・ローズジャイアント(写真右下)」、純白で中心が黄色の「M・ボリビエンシス(写真左)」や「M・サンデリー」などがあります。つる性で花期も長く、真夏の暑さの中でも次つぎと花を咲かせるので、フェンスやトレリスなどに絡ませて他の植物とアレンジしてみたり、寄せ植えの中心にしてみるのも一考です。南関東以西では簡単な霜よけ程度で戸外で越冬できます。つるの長さは2〜6mで草丈は20〜50cm。開花期は5〜10月頃で鉢の市販期は5〜9月頃です。
属名の「マンデビラ(Mandevilla)」はイギリス公使の「H マンデビル」の名にちなみます。名前の「ジャイアントデプラ」は「マンデビラ」とも呼ばれ、または旧属名の「ディプラデニア(デプラデニア)とも呼ばれています。ディプラデニアはギリシャ語の「Diplos(2つの)」と「Aden(腺)」に由来し、雌しべに2つの腺があることからとされます。
和名はあまり使われていませんが「チリソケイ(チリ素馨)」で、原産地の一つであるチリと花形から付いたとされます。英名は「Mandevilla(マンデビラ)」、「Chilean jasmine(チリ ジャスミン)」です。 |
|
...........花の栽培.........
日当たりが悪いと花が咲かなくなるので、必ず日なたに置くようにします。高温で勢いよくつるを伸ばし、秋にはつるが3〜5mにも達します。花期は緩効性肥料を2ヵ月に1回、株の周りに施します。
水やりは表土が乾いたらたらたっぷりと与えます。冬越しさせるには最低温度が5℃以上が必要です。 |
|