〜 10月16日の花 コバノランタナ(小葉のランタナ) 〜
花言葉 |
厳格 |
別名 |
セイヨウサンタンカ・モンテビデンシス・ランタナモンテビデンシス |
科・属名 |
クマツヅラ科・ランタナ属 |
原産地 |
中央・南アメリカの熱帯〜亜熱帯原産 |
状態 |
常緑つる性小低木 |
...........花のいわれ・特徴.........
コバノランタナは、熱帯アメリカに約150種以上分布するといわれるランタナの一種で常緑の小低木です。一般にランタナと呼ばれているのはランタナカマラとコバノランタナで、カマラの花は咲き始めが黄色かオレンジ、その後は赤色に変化しますが、コバノランタナの花色は変化しません。
またランタナは株立ちですが、コバノランタナはつる状の枝を懸崖のように長く伸ばして育ち、一面に花を咲かせます。葉は約3p、ランタナに比べると細長くて小さく、茎には柔毛があります。カマラ種よりも華奢で、春〜秋にかけて淡紅紫色(写真右中央)の他、ピンク・黄(写真右上)・白(写真右下)など5o前後の小さな花を多数咲かせます。
ランタナよりは耐寒性も強く、つる性で茎が細く這うように広がるので吊り鉢などに仕立てられるほか、グランドカバーとしてよく利用されています。寒さにやや弱いのですが、暖地では葉は落ちても枯れずに越冬します。求めるときは、触ると白い粉のようにとびたつオンシツコナジラミがいないかを確かめてから購入します。樹高は20〜50cm。開花期は5〜11月頃、市販期は4〜11月頃です。
属名の「ランタナ(Lantana)」は、ガマズミ属に対するラテン古名「Viburnum lantana」で、花形と花序の類似から転用されたとされます。名前はランタナより葉が小振りなので「小葉のランタナ」。別名は「セイヨウサンタンカ(西洋山丹花)」といいます。英名は「Weepinng lantana(ウィーピング ランタナ)」、「Trailing lantana(トレーリング ランタナ)」です。 |
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...........花の栽培.........
よい株の選び方は、茎が太く、新しい芽がたくさんついていて根にこぶがついていないことを確認します。苗を植え付ける場合は、4〜5月上旬に、5号鉢に1株を目安に、株間を20〜30pくらい離して植えつけます。
用土に1割ほどの砂を混ぜ、元肥えとして化成肥料を施し、4〜9月の間は月に1回の割合で化成肥料を株元に与えます。鉢植えは春から秋まで戸外の日なたに置き、晩秋には明るい室内で育て、乾燥気味に水やりします。
購入した翌年の3〜4月までに切り戻しをして、一回り大きな鉢に植え替えます。冬以外は水切れに注意します。 |
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