〜 10月21日の花 ステルンベルギア(黄花玉簾) 〜
花言葉 |
期待・待ちきれない・あなたを愛しています・安息・あなたは魅力に富んでいる・じれったい |
別名 |
キバナタマスダレ・イエロースターフラワー |
科・属名 |
ヒガンバナ科・ステルンベルギア属 |
原産地 |
南ヨーロッパ・小アジア原産 |
状態 |
耐寒性球根類 |
...........花のいわれ・特徴.........
ステルンベルギアは南ヨーロッパからアジアの地中海沿岸にかけて広く自生し、約8種の原種がある耐寒性球根植物です。草丈が低く愛らしい花で、秋植えで冬から春に咲くものと、夏植えで秋に咲くものに大別されます。
もっとも普及しているのは9月に植えると10月には咲く、夏植えで濃黄色の『S・ルテア「lutea」(キバナノタマスダレ)』です。一方の秋植えは、10月に植えると、東京周辺では翌2月の寒い時期に咲く鮮黄色の「S・フィシェリアナ(fischeriana)」、また近年にトルコで見つけられた、春先に咲く純白色の「S・キャンディダ(candida)」があります。
長さ30cmほどのひも状の葉を数本出し、花径約3p、アヤメ科の、クロッカスのような花形をした目の覚めるような黄金色の花を1花茎に1花つけます。密植すると株立ちがよく、原産地では草原に群れ咲いていたらしく、聖書にある「ソロモンの野の百合」はこの花だ、という説があります。花壇や鉢植え、ロックガーデンに適します。草丈15〜20p。開花期は9〜10月、鉢の市販期は9頃です。
属名の「ステルンベルギア(Sternbergia)」は、オーストラリアの植物学者「K.M.von Stemberg(ステルンベルグ)」にちなみ、名づけられました。別名は、同じヒガンバナ科で白い花をつけるタマスダレに似ているので「キバナタマスダレ(黄花玉簾)」と呼ばれています。英名は「「Yellow star flower(イエロー スター フラワー)」です。 |
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...........花の栽培.........
日当たりと水はけのよい場所に1球分あけるくらいで、遅くても8月中に植えるのがよく、あまり遅いと開花しないこともあります。球根は3〜4年は植え放しのほうが大株になり、花がよくつきます。
水やりは表土の土が乾いたらたっぷりと与え、夏の午後は日陰になる場所で育てるのが理想です。花後は結実しないよう花がら摘みを行い、葉が枯れてきたら早めに掘り上げ涼しい場所で貯蔵します。 |
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