〜 12月20日の花 リーガースベゴニア(エラチオールベゴニア) 〜
花言葉 |
親切・片思い・永遠の栄え・ていねい・愛の告白 |
別名 |
エラチオールベゴニア |
科・属名 |
シュウカイドウ科・ベゴニア属 |
原産地 |
熱帯・亜熱帯原産 |
状態 |
多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
リーガースベゴニアは熱帯・亜熱帯原産の多年草です。ベコニアは原産地の範囲も広く、オーストラリアを除く世界中の熱帯・亜熱帯に自生し、原種だけでも1500を超すといわれます。
膨大な品種が揃い、まったく別な花と思えるほど多種多様な形態をしています。園芸的には木立性ベゴニア、根茎性ベゴニア、球根性ベゴニアに大別されます。また交雑種としては、多彩で華麗な球根ベゴニア、四季咲きベゴニア、エラチオールベゴニア、冬咲きベゴニア(クリスマス・ベゴニア)のほか、観葉性のレックスベゴニアなどがあります。
リーガースベゴニアはこのエラチオールベゴニア(球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラとの交雑品種)をもとにして生まれた品種です。秋から冬にかけて花径10pほどの中輪の花を咲かせます。ただ光が不足するとつぼみや花が落ちてしまいます。
花色は赤・ピンク・黄・オレンジ・白・覆輪、また一重咲きや八重咲きなどがあり、鉢花として一般化して花色も一段と美しくなってきています。夏を除いてはほぼ一年中出回り、華やかな雰囲気のため贈答品としても喜ばれています。草丈は10〜100cm。苗の市販期は春と夏、鉢は通年です。
属名の「ベゴニア(Begonia)」はフランス領カナダ総督を勤め、植物学を推奨した「M.Begon(ミッシェル・ベゴン)」の名にちなみます。名前の『リーガース ベゴニア「リーガル ベゴニア」(Rieger begonia)』は、1955年にドイツの「オットー・リーガー(Otto Rieger)」氏が育成した系統が主流になったことからリーガース
ベゴニアと呼ばれます。
ただ現在ではリーガースベゴニアもエラチオールベゴニアにまとめられています。英名は「エラチオール ベゴニア(Elatior begonia)」です。 |
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...........花の栽培.........
ベゴニアの生育には10℃以上必要なので、冬は昼間に日が当たる場所で、夜は反対に窓辺から離して管理します。高温多湿を嫌うので、夏の間は半日陰の涼しい場所に行きます。
表土が完全に乾いたらたっぷりと水やりし、また乾いた室内であればスプレーで霧水をかけます。肥料は夏を除く生育期間中は緩効性化成肥料を施すほか、液体肥料を適宜追肥します。
ウドンコ病や灰色カビ病が発生しやすいので注意し、春になったら葉を2〜3枚残し、株元から切り詰めます。4月〜6月に挿し芽で殖や葉挿しで殖やすことができます。 |
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