〜 2月25日の花 カランコエ(紅弁慶) 〜
花言葉 |
たくさんの小さな思い出・幸せを作る・あなたを守る・幸福を告げる・おおらかな心・柔軟性・切磋琢磨 |
別名 |
ベニベンケイ |
科・属名 |
ベンケイソウ科・カランコエ(リュウキュウベンケイ)属 |
原産地 |
マダガスカル・熱帯地方原産 |
状態 |
多肉植物 |
...........花のいわれ・特徴.........
カランコエはマダガスカル・熱帯地方原産で、ベンケイソウ科のカランコエ属の多年性多肉植物です。欧米で品種改良が進み、現在では世界中で作出され、新しい種類も次々と発表されて多数の園芸品種が普及しています。
花は赤・白・黄・オレンジ・ピンク・矮性種・高性種・斑入り種・八重咲き種などバラエティーに富み、小さな花を群がって咲かせます。多肉質の葉は対生し、肉厚で赤みを帯びて表面には光沢があります。
一般にカランコエとして親しまれているのは「カランコエ・ブロスフェルディアナ(写真右中央)」という園芸品種と、釣鐘形花の「カランコエ・ウェンディー(写真右下)」、ビロード状のうぶ毛がびっしりと生える葉で、ウサギの耳に似た「ツキトジ(月兎耳)」などが栽培されています。別種でカランコエとして出回るようになったエンゼルランプも人気がでています。画像は『シロガネノマイ「白銀の舞」(写真右上)」です。
以前は年末の代表的な鉢花でしたが、短日処理で開花を促進し、夏以外は冬までほぼ周年出回っています。丈夫で育てやすく花期が長いのが魅力で、主に鉢やプランター、バスケットなどに利用されています。草丈は15〜80cm。主な開花期は9〜翌5月で鉢の市販期は9〜翌3月頃です。
属名の「カランコエ(Kalanchoe)」は、この属の一種である中国名の「加籃菜」の発音に由来するとされます。和名は「ベニベンケイ(紅弁慶)」、乾燥に強く、茎を土に挿すだけで簡単に増えていくたくましさから弁慶に例えたとされます。英名は「Kalanchoe(カランコエ)」です。 |
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...........花の栽培.........
鉢植えが周年出回っていますので、これを求めて育てます。カランコエは乾燥には強いのですが、過湿に弱く根腐れしやすいので、灌水は控えめにします。霜に弱いので、秋なったら室内に取り込み、春は十分に気温が安定してから外へ出します。
緩効性化成肥料を置き肥し、開花中は水代わりに、薄めた液体肥料を月に2回ほど施します。5月には一回り大きな鉢に植え替え、茎を半分近くまで切り戻します。切り戻した茎の下葉を取り、水はけのよい土に挿せば半月くらいで発根します。 |
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