〜 11月3日の花 プリムラ オブコニカ(常磐桜) 〜
花言葉 |
初恋・しとやかな人・富貴・神秘な心・青春・運命を開く・幸福感 |
別名 |
トキワザクラ・トキワコザクラ・シキザキサクラソウ |
科・属名 |
サクラソウ科・プリムラ(サクラソウ)属 |
原産地 |
中国原産 |
状態 |
半耐寒性多年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
プリムラ・オブコニカは中国湖北省〜ヒマラヤ原産の半耐寒性多年草で、サクラソウの仲間です。オブコニカは、葉の間からつぎつぎと太い花茎をまっすぐに伸ばし、花径3〜5pと大ぶりの花を咲かせます。花は長期間にわたって楽しめ、寒さには弱くても日照不足に強く、室内で楽しむには最適の花なので、冬から春にかけて温室栽培された鉢ものが流通します。
プリムラ属は現在では500種以上あるとされ、主に流通しているのはヨーロッパで改良された春咲きの園芸品種、プリムラ・オブコニカの他、「P・マラコイデス」、「P・ジュリアン」、「P・ポリアンサ」などがあります。花色は赤やピンク、サーモンピンク、白、紅紫、淡紫色などの優しく上品な花で、咲き始めは薄く、咲き進むにつれて濃い色になっていきます。
葉や花柄の腺毛にはプリミンというアルカイドが含まれており、人によっては皮膚に触れるとかぶれを起こし、色素沈着を起こすこともありますので、もし触れた場合はアルコールで拭取り洗い流します。ただ最近は品種改良によりかぶれにくいものも生まれています。草丈は20〜30p。開花期は11〜翌4月、鉢の市販期は10〜翌3月頃です。
属名の「プリムラ(Primula)」は、ラテン語の「primus(最初)」というの意味をもち、この花がほかの花に先駆けて、春一番に咲くことからとされます。花名の「オブコニカ」は「倒円すい形」という意味で、萼が楕円形をしていることによるとされます。
また花期が長く常緑の葉を繁らせているため、和名は「トキワザクラ(常盤桜)」、または「シキザキサクラソウ(四季咲き桜草)」といいます。英名は「German primrose(ジャーマン プリムローズ)」、「Top primrose(トップ プリムローズ)」です。 |
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...........花の栽培.........
花の咲いているときは毎日たっぷりと水やりし、乾燥に注意します。花には水をかけないよう注意します。花の咲いている期間が長いので、1000倍に薄めた液体肥料を1週間に1度水がわりに与え、花がら摘みは欠かさず行います。
6月から雨が当たらない涼しい半日陰で夏越しさせ、その間は水やりを控え肥料を切ります。9月中旬〜10月上旬に植え替えと株分けを行います。 |
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