〜 1月21日の花 プリムラ マラコイデス(乙女桜) 〜
花言葉 |
運命を開く・素朴・気取らない愛 |
別名 |
オトメザクラ・ケショウザクラ |
科・属名 |
サクラソウ科・プリムラ属 |
原産地 |
中国原産 |
状態 |
一年草 |
...........花のいわれ・特徴.........
プリムラ・マラコイデスは中国南部の雲南省〜四川省原産の一年草です。プリムラは北半球に200種以上の原種が分布し、マラコイデスは1884年、フランスの宣教師によりヨーロッパにもたらされ、改良が始まりました。日本原産のサクラソウもこの仲間です。この中国の原種をヨーロッパで改良したものを総称してプリムラと呼んでいます。
代表的なものは「プリムラ マラコイデス」の他、「プリムラ ポリアンサ」、プリムラオ ブコニカ、プリムラ ジュリアンなどがあります。マラコイデスは低くまとまったものが主流で、花が咲くにつれて茎がのびていきます。多花性でとても花つきがよく、年末から早春にかけて細かい花が段をなして多数咲き、とくにフジザクラシリーズは花立ちがよく豪華です。
比較的寒さに強健なことから早春の鉢花として親しまれています。色は白・ピンク・深紅・暗紫・複色・絞り咲きなどがあり、うぶ毛が生えたロゼット葉を形成しています。草丈は20〜40p。主な開花期は12〜翌4月で鉢の市販期は10〜翌3月頃です。
属名の「プリムラ(Primula)」はラテン語の「プリムス(最初の)」と言った意味で、この花が、早春に花を咲かせることにちなみます。英名の「Fairy primrose(フェアリー プリムローズ)」も同じくラテン語の「最初のバラ」という意味で、春一番に咲く美しい花からとされます。
和名は日本のサクラソウに似ていて、小振りな花から「オトメザクラ(乙女桜)」、または葉裏や茎が白い粉をかぶったように見える株から「ケショウザクラ(化粧桜)」といいます。 |
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...........花の栽培.........
く締まった、株元がぐらつかない鉢花を選びます。耐寒性が高いマラコイデスは、室内の明るい窓辺に置きますが、暖房が効いていると花が早く落ち、また初夏になったら木漏れ日が当たる涼しい場所に移します。
水は土の表面が乾いたら十分に与えますが、花に水がかかると灰色かび病が発生しやすいので注意します。春までは月に2〜3回の液肥を与え、花がらはこまめに摘み取ります。 |
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